宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:17)
今日、C9.0の小規模フレアが発生しました。
また、M1.5の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/17 13:09 C4.1
04:46 C3.7
02:31 C9.0
4/16 15:33 C4.0
12:31 C3.3
02:15 C5.4
01:14 C3.3
4/15 22:18 C2.6
18:45 C3.4
18:08 C7.1
17:42 C5.3
15:30 C5.0
14:19 C3.9
12:01 C3.3
10:33 C2.8
08:22 M1.5
05:58 C5.1
05:40 C6.2
04:52 C4.5
03:53 C3.0
01:45 C5.3
01:10 M1.1

黒点  4/17 (NOAA)
磁場 フレア
3272 6 β C3
3273 1 α ---
3275 1 α ---
3276 5 β ---
3279 10 β C3
3280 8 βγ C5
3281 12 βγ C3
3282 17 β M2
3283 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:04 348 +2.4
-2 h 343 +3.6
-4 h 331 +1.8
-6 h 328 +3.2
-8 h 329 -0.5
-10 h 321 +1.6
-12 h 317 +2.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 36 -/ -
-2 h 23 -/ -
-4 h 16 -/ -
-6 h 12 -/ -
-8 h 16 -/ -
-10 h 22 -/ -
-12 h 23 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 2x10^1
4/17 0.3 2x10^2
4/16 0.4 2x10^2
4/15 0.4 2x10^2
4/14 0.4 2x10^2
4/13 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 4/12 15:52 太陽風はやや低速になり、磁気圏も穏やかです。
2023/ 4/13 12:19 太陽風は平均的な速度になっています。磁気圏は穏やかです。
2023/ 4/14 13:58 太陽風はやや低速になっています。黒点が次第に増えています。
2023/ 4/15 13:17 Mクラスのフレアが2回発生しました。太陽風は低速になっています。
2023/ 4/16 14:37 フィラメント噴出とCMEが発生しています。オーロラとFalcon 9の渦巻きをどうぞ。
最新のニュース

2023/ 4/17 14:17 更新
太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。オーロラとFalcon 9の渦巻きの続きをどうぞ。

担当 篠原

アラスカ・フェアバンクスの今野さんよりいただいた、
現地15日1時50分(世界時15日18時50分)頃に撮影された、
オーロラとFalcon 9による渦巻きの続き、後半の3枚です。

今日の2枚目の写真では、
渦巻きの下にカシオペヤ座のWが見えています。
昨日の1、2枚目と比べると、渦の動きが分かります。
また、この3枚は同じ条件で撮影されている様なので、
移動の間に渦がこれだけ淡くなっていた様です。

そして、今日の3枚目では渦のすぐ上に北斗七星が見えています。
天頂に近付いた頃の撮影の様です。

spaceweather.com でもこの渦が紹介されていました。
全天カメラによる動画も掲載されていて、
すごい光景になっています。

本当に素晴らしい写真をありがとうございました。



昨日紹介した、SOHO衛星LASCO C2による
CME(コロナ質量放出)の動画の続きを、
LASCO C3で紹介します。
かなり淡くて見にくいですが、
ハロー型に近い状態でガスが広がっている様に見えます。
太陽風の乱れは到来するでしょうか。

太陽は、北東の端(左上)の向こう側で
C9.0と大きい小規模フレアが発生しています。
今後、どの様な領域が現れるでしょうか。


太陽風は、330〜350km/秒と低速の風が続いています。
磁場強度は7〜8nTと少し強い状態です。

磁場の南北成分は北寄りに変わっていて、
磁気圏は穏やかです。
AE指数は、変化が見られなくなっています。



現地15日1時50分(世界時15日18時50分)頃にアラスカ・フェアバンクスで撮影された、オーロラとFalcon 9の渦巻き。
(c) オーロラハスキーロッジ ミチ今野氏


現地15日1時50分(世界時15日18時50分)頃にアラスカ・フェアバンクスで撮影された、オーロラとFalcon 9の渦巻き。
(c) オーロラハスキーロッジ ミチ今野氏


現地15日1時50分(世界時15日18時50分)頃にアラスカ・フェアバンクスで撮影された、オーロラとFalcon 9の渦巻き。
(c) オーロラハスキーロッジ ミチ今野氏


昨日のLASCO C2によるCMEの動画の続き。
(c) SOHO衛星LASCO C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。