宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2023/ 4/15 13:17 更新 Mクラスのフレアが2回発生しました。太陽風は低速になっています。 担当 篠原 太陽では、昨夜から北東(左上)の3282黒点群の活動が強まり、 15日1時(世界時14日16時)にM1.1、 15日8時半(世界時14日23時半)にM1.5と 中規模フレアが2回、 そして、C6.9、C5.3、C6.2などの小規模フレアが 次々に発生しています。 黒点も大きくなっていて、この後の活動に注目してください。 また、南西(右下)の3280、3272群、 南東(左下)の3279、3281群でも、 小さい活動が頻繁に起きています。 規模が大きくなると注意が必要になるでしょう。 太陽風は、速度が350km/秒へ下がり、 低速になっています。 磁場強度は、6〜8nTと少し強まった状態で安定しています。 磁場の南北成分は、ゆっくりと南北に切り替わっていて、 南寄りの時間帯に AE指数は500nT程度の小規模の変化が発生しています。 その他の時間帯は静穏です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心から南に向かって 淡いコロナホールが伸びている様にも見えます。 その場合、3日後くらいから太陽風の速度が高まるかもしれません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |