宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:29)
今日、C6.3の小規模フレアが発生しました。
また、M2.7の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/11 11:58 C6.3
08:58 C2.6
08:15 C2.3
02:23 C3.3
00:38 C3.3
4/10 23:29 C2.1
22:45 C6.0
18:38 C2.9
14:16 M2.7
14:01 C4.3
13:33 C6.1
13:01 C3.5
10:24 C2.8
06:04 C2.7
03:15 C3.7
01:18 C2.9
4/ 9 23:34 C3.2
14:54 C9.0
14:19 C1.3
13:45 C1.6
03:39 C1.9

黒点  4/11 (NOAA)
磁場 フレア
3272 31 βγ C9
3273 6 β C2
3274 1 α ---
3275 1 α ---
3276 3 β M3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 452 +3.2
-2 h 455 +4.2
-4 h 454 +4.9
-6 h 471 +4.0
-8 h 488 +3.7
-10 h 514 +5.1
-12 h 513 +1.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 18 -/ -
-2 h 7 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 5 -/ -
-10 h 4 -/ -
-12 h 1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 3x10^1
4/11 0.3 1x10^2
4/10 0.3 3x10^3
4/ 9 0.4 5x10^3
4/ 8 0.3 5x10^3
4/ 7 0.3 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 4/ 6 13:46 太陽風は平均的な速度に下がりました。磁気圏は穏やかな状態です。
2023/ 4/ 7 13:47 太陽風は平均的な速度が続いています。M3.0の中規模フレアが発生しました。
2023/ 4/ 8 13:55 太陽風は平均的な状態が続いています。磁気圏は比較的穏やかです。
2023/ 4/ 9 13:39 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。
2023/ 4/10 13:54 太陽風の弱い乱れが到来しています。速度は低速の状態です。
最新のニュース

2023/ 4/11 13:29 更新
一時的に太陽風が高速になりました。現在は平均的な状態に戻りかけています。

担当 篠原

太陽風は、昨日の夕方頃から速度が高まり、
500km/秒と高速の状態になりました。
今朝くらいから少し下がって、
現在は450km/秒と速度の高まりは終わりかけています。

SDO衛星AIA193で北半球側に見えていた
小さいコロナホールの影響がやって来たのでしょうか。
広がりが小さかったので、
影響も短時間で終わろうとしているのかもしれません。

現在のSDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
中心部に目立ったコロナホールはなく、
太陽風は穏やかに推移しそうです。

磁気圏は穏やかです。
AE指数は、グラフの後半は変化がなくなっています。


太陽は、昨日のニュースの直後、
10日14時(世界時10日5時)に、
南東の端(左下)の3276黒点群で
M2.8の中規模フレアが発生しました。

3276群はこの後も、C1〜3と規模は小さいですが、
フレアの活動が続いています。

また、中心部南東側の3272群も、
C6.0とC6.3、そしてC1〜3の小規模フレアが多く発生しています。

この後も活動の様子に注目してください。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。