宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 4/ 8 13:55 更新 太陽風は平均的な状態が続いています。磁気圏は比較的穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、速度は400km/秒、磁場強度は5nTと、 どちらも平均的な状態で安定しています。 磁場の南北成分は比較的南寄りになっていて、 AE指数は、300nTくらいの小規模の変化が 時々発生しています。 全体としては比較的穏やかです。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部の北側に淡いコロナホールが見えています。 3日後くらいに弱い影響がやって来るでしょうか。 太陽の南東(左下)の3272黒点群は、 昨日のニュース以降は C1〜2の小さいフレアを起こす程度だったのですが、 今朝、8日5時半(世界時7日23時半)に C5.8と少し大きい小規模フレア、 続いて、8日10時半(世界時8日1時半)に M2.9の中規模フレアが発生しています。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 この後も活動は続くでしょうか。 また、昨夕、7日17時(世界時7日8時)頃に、 中心部の南側(下側)で弱い爆発現象が発生しました。 SDO衛星AIA193の動画を掲載します。 これにより、太陽の下寄りに広がる 淡いCME(コロナ質量放出)が発生しています。 発生場所が中心に近いので、 太陽風磁場の強まりなどの影響が 地球へやって来るかもしれません。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 中心部南側で発生した弱い爆発現象。 (c) SDO衛星AIA193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の下寄りに飛び出すCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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