宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2023/ 4/ 6 13:46 更新 太陽風は平均的な速度に下がりました。磁気圏は穏やかな状態です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜から低下が始まり、 今朝には400km/秒と平均的な値に戻っています。 磁場強度は、4nTと昨日より少し下がっていますが、 平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 グラフの中盤までは弱い南寄りの状態が続いて、 AE指数は300〜800nTと小中規模の変化が発生していましたが、 グラフの最後で磁場が北向きに変わり、 AE指数も変化がなくなっています。 このまま北寄りの傾向が続くと、 磁気圏も穏やかな状態が続くでしょう。 SDO衛星AIA193では、 北東側に細長いコロナホールが見えています。 広がりは小さい様に見えますが、影響はどうなるでしょうか。 太陽は、昨夕くらいから南東の端(左下)で C1の小さい小規模フレアが度々発生するようになっています。 グラフの最後のフレアは、C2.4です。 可視光写真では、新しい黒点が現れています。 この後、活動の規模はどうなるでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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