宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2023/ 4/ 9 13:39 更新 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、340km/秒と400km/秒の間を上下しています。 DSCOVR衛星とACE衛星のデータが切り替えられているためで、 どちらにしても穏やかな状態です。 磁場強度は、5nTから4nTに少し下がっていますが、 こちらも平均的な状態が続いています。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は小規模の変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193は、 中心部の北側に小さいコロナホールが見える程度で、 太陽風は基本的には穏やかに推移しそうです。 太陽の南東の3272黒点群では、 C1〜2の小さい小規模フレアが頻繁に発生しています。 活動度は上がっているようなので、 フレアの規模が大きくなると注意が必要になるでしょう。 また、東端の向こう側(左端)から 活動的な領域が近づいている様です。 この後、どの様な領域が現れるでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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