宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:51)
今日、C2.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 4 11:30 C1.7
08:41 C2.8
4/ 3 08:03 C3.4
05:20 C1.8
4/ 2 --- ---

黒点  4/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
3262 1 α ---
3264 1 α ---
3266 3 β ---
3270 11 βγδ C3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 510 +2.3
-2 h 504 -3.5
-4 h 503 -2.6
-6 h 497 -1.2
-8 h 514 -1.4
-10 h 516 -2.2
-12 h 505 -3.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -22 -/ -
-2 h -37 -/ -
-4 h -34 -/ -
-6 h -29 -/ -
-8 h -37 -/ -
-10 h -25 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 2x10^3
4/ 4 0.3 9x10^3
4/ 3 0.3 4x10^3
4/ 2 0.3 7x10^3
4/ 1 0.3 6x10^3
3/31 0.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
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X線3日1日 (GOES)
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SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 3/30 13:30 太陽風がやや高速になっています。南極・昭和基地のオーロラをどうぞ。
2023/ 3/31 13:24 太陽風はより高速になっています。南極・昭和基地のオーロラをどうぞ。
2023/ 4/ 1 13:07 太陽風の速度は少し下がり、やや高速の状態です。
2023/ 4/ 2 13:02 太陽風の速度が再び上がり、高速になっています。
2023/ 4/ 3 13:09 太陽風の速度はゆっくりと下がっています。
最新のニュース

2023/ 4/ 4 12:51 更新
太陽風は高速の状態が続いています。磁気圏もやや活動的です。

担当 篠原

太陽風は、500km/秒付近の高速の風が続いています。
グラフの様子から、
データとしてはやや不安定になっている様です。
磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態が続いています。

磁場の南北成分は、
グラフの中盤から南寄りの変化が続く様になっています。
AE指数のグラフも、
途中から500〜700nTの中規模の変化が連続するようになっていて、
磁気圏はやや活動的です。

太陽風の速度は、高まった状態が長くなっています。
どこまで続くでしょうか。


太陽は、昨日注目した中心部南西(右下)の3270黒点群は、
今朝以降に、C2.8、C1.7の小規模フレアを起こした程度で、
今のところ活動は特に高まっていません。
この後はどう推移するでしょうか。

一方、太陽の向こう側で
フィラメント噴出などの活動が発生した様で、
SOHO衛星LASCO C2、C3で、
太陽の右上寄りに広がるCME(コロナ質量放出)が観測されています。




太陽の向こう側で発生したCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。