宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:16)
昨日、C2.8の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 5 --- ---
4/ 4 13:37 C1.4
11:30 C1.7
08:41 C2.8
4/ 3 08:03 C3.4
05:20 C1.8

黒点  4/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
3264 1 α ---
3270 11 βγ C3
3271 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 514 -0.4
-2 h 494 -1.6
-4 h 517 -1.6
-6 h 504 -3.2
-8 h 494 -1.8
-10 h 491 -1.3
-12 h 506 +1.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -29 -/ -
-2 h -31 -/ -
-4 h -28 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 2x10^3
4/ 5 0.4 1x10^4
4/ 4 0.3 9x10^3
4/ 3 0.3 4x10^3
4/ 2 0.3 7x10^3
4/ 1 0.3 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 3/31 13:24 太陽風はより高速になっています。南極・昭和基地のオーロラをどうぞ。
2023/ 4/ 1 13:07 太陽風の速度は少し下がり、やや高速の状態です。
2023/ 4/ 2 13:02 太陽風の速度が再び上がり、高速になっています。
2023/ 4/ 3 13:09 太陽風の速度はゆっくりと下がっています。
2023/ 4/ 4 12:51 太陽風は高速の状態が続いています。磁気圏もやや活動的です。
最新のニュース

2023/ 4/ 5 13:16 更新
高速の太陽風が続いています。3月の黒点相対数は 122.6 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、2023年3月の黒点相対数は 122.6 と発表されました。
2月の値は、110.9 でした (先月はお知らせせず、申し訳ありませんでした)。
1月の 143.6 からは下がっていますが、
2022年12月以降、4か月連続で100を超える値になっています。

1枚目の図を見ると、
前の第24期も、極大期の始まりの2011年後半に
100を超える月が4か月続きました。
今回、それと同じ状態になっています。

第24期の時は、その後は一旦100以下に下がったのですが、
今回はどの様に推移するでしょうか。



その太陽は、穏やかな状態が続いています。
X線グラフは、昨日のニュース以降は、
ほぼC1の線以下で推移しています。

目立つ黒点は南西(右下)の3270群だけで、
可視光写真も寂しい状態です。


太陽風は、500km/秒付近の高速の状態で安定しています。
3月末以降、高速の風がずっと続いています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態で安定しています。

磁場の南北成分は、
南向きの変化が少し小さくなってきました。
このため、磁気圏の活動も少し小さくなっていて、
AE指数は500nT弱の変化になっています。

高速太陽風はどこまで続くでしょうか。
引き続き注目してください。




今日は入学式で、新1年生が学校にやって来ました。
明日が始業式で、新しい年度が始まります。




太陽黒点相対数の長期変化。3月の黒点相対数は 122.6 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1975年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。