宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:09)
今日、C3.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 3 08:03 C3.4
05:20 C1.8
4/ 2 --- ---
4/ 1 14:33 C1.7
13:34 C3.5
11:50 C6.7
08:37 C1.9
05:43 C9.7
04:43 C1.3

黒点  4/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
3262 2 α ---
3264 1 α ---
3269 2 α ---
3270 9 β C3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:06 483 -1.3
-2 h 465 -1.0
-4 h 493 -2.9
-6 h 501 -1.6
-8 h 521 -1.3
-10 h 522 +1.2
-12 h 526 +1.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -31 -/ -
-2 h -36 -/ -
-4 h -27 -/ -
-6 h -28 -/ -
-8 h -29 -/ -
-10 h -25 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 - 2x10^3
4/ 3 0.3 4x10^3
4/ 2 0.3 7x10^3
4/ 1 0.3 6x10^3
3/31 0.4 2x10^3
3/30 0.6 8x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 3/29 13:11 X1.2の大規模フレアが発生しました。アラスカのオーロラとスターリンクトレインの写真をどうぞ。
2023/ 3/30 13:30 太陽風がやや高速になっています。南極・昭和基地のオーロラをどうぞ。
2023/ 3/31 13:24 太陽風はより高速になっています。南極・昭和基地のオーロラをどうぞ。
2023/ 4/ 1 13:07 太陽風の速度は少し下がり、やや高速の状態です。
2023/ 4/ 2 13:02 太陽風の速度が再び上がり、高速になっています。
最新のニュース

2023/ 4/ 3 13:09 更新
太陽風の速度はゆっくりと下がっています。

担当 篠原

太陽風は、550km/秒の高速の状態からゆっくりと速度が下がり、
470km/秒と平均的な速さに戻りかけています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、グラフの中盤は北寄りが続き、
最後で弱い南寄りになっています。
このため、AE指数もグラフの途中でしばらく変化がなくなり、
最後は再び変化が見られる様になっています。

太陽風の速度が下がってきたので、
この傾向が続けば、磁気圏はより穏やかになっていきます。


太陽は、中心部の南側(下側)に新しい黒点が現れ、
3270群と番号が付けられています。
この1日ほどの発達の様子を、
SDO衛星の可視光写真の動画で紹介します

X線グラフでは、C1台からC3.4へ、
3270群で発生した小規模フレアが次第に大きくなっています。

この後、この領域はどの様に変化するでしょうか。



太陽中心部南側の3270黒点群の発生の様子。
(c) SDO衛星HMII (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。