宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2023/ 4/ 3 13:09 更新 太陽風の速度はゆっくりと下がっています。 担当 篠原 太陽風は、550km/秒の高速の状態からゆっくりと速度が下がり、 470km/秒と平均的な速さに戻りかけています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、グラフの中盤は北寄りが続き、 最後で弱い南寄りになっています。 このため、AE指数もグラフの途中でしばらく変化がなくなり、 最後は再び変化が見られる様になっています。 太陽風の速度が下がってきたので、 この傾向が続けば、磁気圏はより穏やかになっていきます。 太陽は、中心部の南側(下側)に新しい黒点が現れ、 3270群と番号が付けられています。 この1日ほどの発達の様子を、 SDO衛星の可視光写真の動画で紹介します X線グラフでは、C1台からC3.4へ、 3270群で発生した小規模フレアが次第に大きくなっています。 この後、この領域はどの様に変化するでしょうか。 (c) SDO衛星HMII (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |