宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 4/ 1 13:07 更新 太陽風の速度は少し下がり、やや高速の状態です。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュースの後も夜にかけて 600km/秒に高まった状態が続きましたが、 その後低下が始まり、今日に入る頃500km/秒まで下がって、 以降、480km/秒とやや高速の状態で推移しています。 磁場強度は、5nTから4nTへ少し下がり、 グラフの最後は再び6nTへ少し上がっています。 磁場の南北成分は、今朝までは弱い南寄りの状態が続き、 AE指数は300nTの小規模の変化が連続して、 時々、800nTの中規模の変化が発生するような、 やや活動的な状態でした。 しかし、グラフの最後で磁場は北向きに切り替わっていて、 AE指数も、最後は変化がなくなっています。 この後も北寄りの傾向が続くと、 磁気圏は穏やかな状態が続くでしょう。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部は小さいコロナホールが見られる程度です。 太陽風は次第に速度が下がって行きそうです。 太陽では、昨夜、3月31日23時(世界時31日14時)に、 北西の端(左上)の少し向こう側でプロミネンス噴出が発生しました。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 これにより、太陽の右上に向かって CME(コロナ質量放出)が発生しています。 横向きの噴出なので、地球への影響はありません。 また、南西の端(右下)で、 今朝、1日5時半(世界時31日20時半)にC9.7、 先ほど、1日12時(世界時1日3時にC6.7の 小規模フレアが発生しています。 この領域はこの後見えなくなるので、 太陽は穏やかになりそうです。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の右上へCMEが飛び出しています。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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