宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 4/ 2 13:02 更新 太陽風の速度が再び上がり、高速になっています。 担当 篠原 昨日のニュースの後、太陽風の速度は550km/秒に高まり、 高速の状態に戻りました。 現在までこの状態が続いています。 磁場強度は、5〜6nTと平均的な値です。 磁場の南北成分は、 南北両方にある程度の大きさで変化しています。 このため磁気圏の活動も高まっていて、 AE指数は、700nT程度の中規模の変化が 繰り返し発生しています。 高速太陽風はどのくらい続くでしょうか。 注目してください。 太陽は、昨日の昼に南西の端(右下)で発生した C6.7の小規模フレア以降、 X線グラフは変化が見られなくなっています。 全体的な強度も下がっていて、 活動的な領域が少なくなっていることを示しています。 しかし、太陽の向こう側は状況が違うようで、 SOHO衛星LASCO C2、C3では、 昨夜、1日22時(世界時1日13時)に、 太陽を丸く囲むように広がる ハロー型のCME(コロナ質量放出)が観測されています。 太陽の向こう側の中心付近で、 ある程度規模の大きい現象が発生した様です。 LASCO C3(青い写真)の左端の明るい星は、木星です。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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