宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:44)
今日、C3.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/28 05:23 C3.6
03:54 C2.9
3/27 19:48 C2.7
16:29 C2.6
15:22 C4.6
14:39 C1.9
02:00 C2.9
3/26 23:37 C2.8
14:39 C1.8
13:31 C2.3

黒点  3/27 (NOAA)
磁場 フレア
3256 18 βγ C5
3257 5 α ---
3258 6 β C3
3259 7 β C3
3260 3 β ---
3262 1 α C2
3263 7 β ---
3264 1 α ---
3265 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:36 393 -1.9
-2 h 389 -3.8
-4 h 397 -4.0
-6 h 402 -1.7
-8 h 393 -1.2
-10 h 396 +0.5
-12 h 401 +0.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -27 -/ -
-2 h -26 -/ -
-4 h -22 -/ -
-6 h -21 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -24 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 1x10^3
3/28 0.3 2x10^3
3/27 0.4 2x10^3
3/26 0.4 2x10^3
3/25 0.4 7x10^2
3/24 0.5 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 3/23 13:37 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏は穏やかです。
2023/ 3/24 13:21 太陽風磁場の強まりが到来し、磁場が南向きに強まって磁気圏の活動が激しくなっています。
2023/ 3/25 09:44 太陽風磁場の強まりは終わり、磁気圏の活動も中規模程度に下がっています。
2023/ 3/26 09:57 太陽風の速度は550km/秒に高まっています。太陽は穏やかです。
2023/ 3/27 09:47 高速の太陽風が続いています。磁気圏は比較的穏やかです。
最新のニュース

2023/ 3/28 09:44 更新
太陽風は平均的な速度に下がっています。磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

昨日のニュースの後、太陽風の速度は低下を始め、
夜には400km/秒と平均的な速度に戻っています。
太陽風速度の高まりは、2日ほどで終わりました。

太陽風の磁場強度は、
7nTと少し強まった状態が続き、
グラフの最後に6nTへ少し下がっています。
磁場の南北成分は、
グラフの中盤まで0nT付近で推移し、
終わり頃は南寄りになっています。
磁気圏は穏やかで、
AE指数はほとんど変化のない状態が続いていますが、
磁場の南寄りに対応して、
最後に小規模の変化が発生しています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
太陽の中心にコロナホールが見えています。
広がりが小さいので影響は小さいと思いますが、
3日後くらいの太陽風に変化が見られるかもしれません。


太陽は、南西(右下)の3259、3256黒点群の辺りで、
C4.6、C2.9、C3.5などの小規模フレアが続く様になっています。
(NOAA/SWPCの記録では3256群となっていますが、
3259群寄りの場所で発生している様に見えます)

3259群は黒点が少し大きくなっています。
フレアの規模も大きくなるかどうか、注目して下さい。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。