宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2023/ 3/23 13:37 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 今朝まで500km/秒と高速の状態が続きましたが、 そこから下がって、 現在は450km/秒と平均的な状態に戻っています。 磁場強度も、6nTと平均的な状態から、 グラフの最後は3nTとやや弱くなっています。 太陽風速度の高まりは、一時的な変化だった様です。 SDO衛星AIA193の南側に見えているコロナホールの影響は これからやって来る様です。 この後、太陽風の磁場強度が再び強まって、 本格的な高速風の始まりとなるのではないでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの後半から北寄りになっています。 現在の磁気圏は穏やかで、 AE指数は途中から変化がなくなっています。 太陽は、C1〜2の小さい変化が発生している程度で、 穏やかな状態です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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