宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 3/26 09:57 更新 太陽風の速度は550km/秒に高まっています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風磁場の乱れは通り過ぎ、磁気圏の乱れも既に落ち着いています。 Dst指数の速報値は、-40nT程度まで戻っています。 昨日のニュースの後、太陽風の速度は500km/秒台に高まり、 高速の状態になりました。 その後も少しずつ速度は上がっていて、 現在は550km/秒程度に達している様です。 磁場強度は10nT程度の強まりから、 現在は5〜7nTと平均的な値に下がっています。 磁場の南北成分は、0nT付近で南北に細かい変化をしていて、 AE指数は300〜800nTの小中規模の変化が頻繁に発生しています。 現在の磁気圏はやや活動的な状態です。 SDO衛星AIA193では、 現在の高速風の原因の可能性があるコロナホールが 南西側(左下)に見えています。 左端が太陽の中心線を西に越えているので、 太陽風速度の高まりは、 3〜4日くらいで終わるのではないでしょうか。 一方、太陽の中心部の東側(左側)にもコロナホールが見えています。 広がりは小さいですが、赤道に近い場所にあるので、 ある程度影響が見られそうです。 始まるのは、5日後くらいでしょうか。 太陽は、可視光写真で黒点はあちこちに見えているのですが、 X線グラフは特に変化がなく、活動は穏やかです。 Dst指数の速報値は-40nT程度に戻っていて、強まりは終わりに近づいています。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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