宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 3/27 09:47 更新 高速の太陽風が続いています。磁気圏は比較的穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 DSCOVR衛星のデータの様子が疑わしいので、 ACE衛星のグラフも参考に掲載します。 すると、速度は570km/秒から500km/秒へ ゆっくりと下がっている様で、 こちらの方が妥当な感じがします。 磁場強度は、6〜7nTと少し強めの状態です。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化していて、 磁気圏は比較的穏やかな状態です。 AE指数は、一時的に変化が発生する程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 現在の高速風をもたらしていると思われるコロナホールが 南西の端(右下)に近づいています。 影響は後半に入りそうです。 また、中心部の北東側(左上)に次のコロナホールが見えています。 4日後くらいからこちらの影響が始まりそうです。 太陽は、C1〜2の小さい小規模フレアが数回発生した程度で、 穏やかな状態が続いています。 可視光写真では黒点群が9個見えているのですが、 特に活動的な領域はありません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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