宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:44)
昨日、C2.2の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/25 --- ---
3/24 22:18 C2.2
14:41 C1.7
3/23 --- ---

黒点  3/24 (NOAA)
磁場 フレア
3256 4 β C3
3257 2 α ---
3259 8 β C2
3260 7 β C1
3262 2 β C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:34 471 -0.1
-2 h 463 -5.4
-4 h 462 -2.5
-6 h 451 -5.4
-8 h 412 -2.6
-10 h 411 -3.2
-12 h 462 -4.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -77 -/ -
-2 h -83 -/ -
-4 h -82 -/ -
-6 h -80 -/ -
-8 h -83 -/ -
-10 h -89 -/ -
-12 h -99 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 3x10^2
3/25 0.3 7x10^2
3/24 0.5 2x10^2
3/23 0.7 1x10^3
3/22 1.0 5x10^2
3/21 1.8 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 3/20 13:11 太陽風は平均的な状態です。M1.2の中規模フレアが発生しました。
2023/ 3/21 14:06 太陽風は平均的な速度ですが、磁場が少しずつ強まっています。
2023/ 3/22 15:11 太陽風は高速になっています。太陽は穏やかです。
2023/ 3/23 13:37 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏は穏やかです。
2023/ 3/24 13:21 太陽風磁場の強まりが到来し、磁場が南向きに強まって磁気圏の活動が激しくなっています。
最新のニュース

2023/ 3/25 09:44 更新
太陽風磁場の強まりは終わり、磁気圏の活動も中規模程度に下がっています。

担当 篠原

20nTに達していた太陽風磁場の強まりは、
昨夕、24日16時(世界時24日7時)頃に10nTへ下がり、
以降、10nT前後で推移しています。
グラフの最後は8nTで、平均的な値に戻りかけています。

磁場の南向きの強まりも同様に落ち着いていて、
南寄りの傾向は続いていますが、
-5nT程度の変化に下がっています。

このため、磁気圏の激しい活動は昨夕くらいで一段落つき、
以降は中規模程度の変化が続いています。
AE指数は、グラフの前半は
1000〜2000nTと大きい変化になっていますが、
中盤以降は500〜800nTと一段下がった変化が続いています。

Dst指数の速報値は、
昨日の昼、24日11時(世界時24日2時)の -184nTが最大の変化で、
以降は変化が小さくなっています。
Dst指数がここまで下がったのは、
2015年6月23日の -198nT以来です。

太陽風の速度は、
昨夕から深夜にかけて400km/秒くらいに下がっていましたが、
今日の未明から上がり始めて、
現在は480km/秒とやや高速になっています。

速度が上がり始めているのは、
SDO衛星AIA193の南西側(右下)に見える
コロナホールの影響が始まっているからかもしれません。
さらに高まるかどうか、注目して下さい。


太陽は、 C1〜2の小さい小規模フレアが数回発生している程度で、
全体としては穏やかです。




Dst指数速報値は、-184nTまで下がっています。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。