宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 3/21 14:06 更新 太陽風は平均的な速度ですが、磁場が少しずつ強まっています。 担当 篠原 太陽風は、410km/秒と平均的な速度が続いています。 一方、磁場強度は7nTから11nTヘ ゆっくりと強まっています。 磁場の南北成分は、北向きの時間が長くなっていますが、 時々南向きに変化していて、 その時に磁気圏の活動が強まっています。 AE指数は1000nTに達する大きい変化も発生しています。 SDO衛星AIA193では、 南半球側の中心部でコロナホールが大きく広がっています。 この領域から流れ出している速度の高い太陽風が、 明後日くらいから地球に達する可能性があります。 コロナホールは東西に広がりがあるので、 高速の太陽風はしばらく続きそうです。 太陽では、昨夜遅く、20日23時(世界時20日14時)に、 中心部の北側でC4.4の小規模フレアが発生しています。 このフレアに伴って、CME(コロナ質量放出)が 太陽の左上に向かって飛び出しています。 地球に対しては横向きに飛び出している様なので、 影響は来ないのではないでしょうか。 この他の領域ではフレアは特になく、 太陽は全体としては穏やかです。 今日は、薩摩川内市のせんだい宇宙館に来ています。 物理部員によるモデルロケットの打ち上げ実演を 予定しているのですが、 雨が強くて実施できないかもしれないという状態です。 太陽の左上に向かってCMEが飛び出しています。 (c) SOHO衛星LASCO C2 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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