宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 2/24 12:50 更新 太陽風の速度は600km/秒に高まっています。 担当 篠原 太陽風は、高速の状態が続いています。 今朝までは550km/秒で推移していましたが、 そこからもう一段高まり、現在は600km/秒に達しています。 磁場強度は、7nTから9nTへより強まっています。 磁場の南北成分は、グラフの中盤までは弱い南寄りで、 磁気圏の活動も高まっていました。 AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が 連続的に発生しています。 その後、太陽風の磁場は北寄りに傾向が変わっています。 このため、AE指数はグラフの最後で変化がなくなっています。 磁場の北寄りの傾向が続くと、 磁気圏もこの後は穏やかな状態が続くでしょう。 SDO衛星AIA193では、 太陽の南西側(右下)と中心にコロナホールが見えています。 3日後くらいから中心に見えるコロナホールの影響が始まりそうです。 高速の太陽風は、このまましばらく続く可能性があります。 太陽は、中心部北側の3235黒点群の活動が活発になり、 23日15時(世界時23日6時)にM1.5の中規模フレアと、 その後、C7.2、C6.6、C7.5、C8.9、C6.2の 小規模フレアを起こしています。 左側の3234群でもM1.0の中規模フレア、 C7.8、C3.4などの小規模フレアが発生しています。 2つの領域の活動の様子を、 SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 この後、どの様な活動が起きるでしょうか。 太陽の中心に近付いているので、 CME(コロナ質量放出)が発生した場合は、 地球へ影響がやって来る可能性が高くなります。 3235群(右側)と3234群(左側)のおよそ1日間の活動の様子。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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