宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 2/22 12:53 更新 M4.7、M5.0の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 昨日のニュース以降、太陽風の磁場強度は、 ある程度上下しながら10nT前後に強まった状態が続いています。 速度は420km/秒と平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 グラフの前半で -10nTの強い南向きがしばらく続いています。 この影響で磁気圏の活動が強まり、 AE指数では、1000nTに達する大きい変化が2回発生しました。 その後、磁場は北向きに切り替わって、 AE指数も後半は変化が無くなっています。 現在の磁気圏は穏やかです。 SDO衛星AIA193では、南側の緯度が高めの領域と、 東側(左側)の赤道付近にコロナホールが見えています。 東側のコロナホールは、 5〜6日後くらいに影響が始まりそうです。 太陽は、北東(左上)の3234黒点群で、 昨夜、21日20時(世界時21日11時)にM4.7、 今朝、22日5時(世界時22日20時)にM5.0と、 中規模フレアが2回発生しています。 SDO衛星AIA131による動画をそれぞれ掲載します。 3234群はその前にもM4.4の中規模フレアを起こしていて、 X線グラフでは、同じくらいの高さの山が3つ並んでいます。 また、その後もC7.3、C7.2、C7.2と 小規模フレアの発生が続いていて、 引き続きこの領域の活動に注目してください。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 3234黒点群で発生したM5.0の中規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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