宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 2/ 7 13:29 更新 太陽の北東側で黒点が目立っています。太陽風は高速になっています。 担当 篠原 太陽の北東側(左上)で昨日見え始めていた黒点に、 3213群、3214群と番号が付けられています。 どちらも昨日より黒点が大きくなっていますが、 より発達が目立つ3214群の約1日間の変化を SDO衛星の可視光写真の動画で紹介します。 しかし、フレアについては3213群の方が目立っていて、 C1〜3と規模は小さいですが、 昨夜以降、小規模フレアを7回ほど起こしています。 また、北東の端からは、3215群、3216群も現れていて、 少しにぎやかになっています。 一方、X線グラフで目立っているC7.8の小規模フレアは、 南西(右下)の3211群で発生しました。 太陽風は、今日に入った頃から速度が高まり始め、 現在は、520km/秒と高速の状態に達しています。 磁場強度は、8〜11nTと強まった状態が続いています。 磁場の南北成分は、南北に変化しています。 磁場強度が強まっているため、 -5nTを超える南向きの変化が頻繁に発生しています。 速度が上がってきたため磁気圏の変化もより大きくなり、 AE指数は、グラフの後半では 500〜1000nTの中規模の変化が続くようになっています。 27日周期の図で参照した27日前とは様子が変わっています。 この後、高速風はどの様に推移するでしょうか。 注目してください。 (c) SDO衛星HMII (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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