宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2023/ 2/ 6 14:22 更新 太陽風は平均的な速度で、磁場が強まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュースの後に350km/秒へ下がりましたが、 今日未明から再びゆっくり上がって、 現在は400km/秒と平均的な速度に戻っています。 太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な状態から、 今日に入る頃に10nTに強まり、 以降この状態で推移しています。 南北成分は、グラフの後半で 南向きの変化が目立つようになっています。 AE指数は、グラフの最後で 300nTの小規模の変化が起きている程度ですが、 この後どの様に推移するでしょうか。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風も、1月10日から磁場強度が10nT近くになり、 速度は400km/秒で推移しています。 今回もこの変化が繰り返されているのでしょうか。 太陽は、昨夜、5日19時半(世界時5日10時半)に 南西(右下)の3211黒点群で C6.4の小規模フレアが発生しましたが、 その後は目立つ規模のフレアは発生していません。 可視光写真では、新しい黒点があちこちに現れています。 この後の変化に注目してください。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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