宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:48)
今日、C6.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 5 12:21 C6.6
00:21 C1.7
2/ 4 09:28 C2.2
01:34 C2.9
2/ 3 11:33 C3.9

黒点  2/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
3207 10 β C3
3209 6 β ---
3210 5 β ---
3211 5 β C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 386 -0.4
-2 h 372 -1.9
-4 h 349 +2.9
-6 h 376 -1.4
-8 h 318 +4.5
-10 h 319 +2.6
-12 h 355 +3.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 7 -/ -
-2 h 14 -/ -
-4 h 13 -/ -
-6 h 9 -/ -
-8 h 6 -/ -
-10 h -1 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 2x10^1
2/ 5 0.4 1x10^2
2/ 4 0.4 1x10^2
2/ 3 0.5 2x10^2
2/ 2 0.5 7x10^2
2/ 1 0.4 3x10^2

静か 激しい 非常に


















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SUVI131 (GOES)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 1/31 12:55 太陽風がやや高速になっています。小さいフレアが続いています。
2023/ 2/ 1 13:15 太陽風は平均的な状態に戻っています。SOHO衛星で96P/マックホルツ彗星が見えています。
2023/ 2/ 2 12:24 太陽風の小さい乱れが到来しています。96P/マックホルツ彗星の続きをどうぞ。
2023/ 2/ 3 13:01 太陽風は低速になっています。1月の黒点相対数は 143.6 でした。
2023/ 2/ 4 13:56 太陽風は低速です。太陽も穏やかです。
最新のニュース

2023/ 2/ 5 12:48 更新
太陽風は平均的な速度になっています。C6.6の小規模フレアが発生しました。

担当 篠原

太陽風は、310km/秒の低速の状態が続いていましたが、
グラフの最後で400km/秒と平均的な速さに上がっています。
磁場強度は5nTと平均的な状態で安定しています。

このため、速度が更に高まることはなさそうに思います。
このまま平均的な状態が続くのか、
しばらく注目して下さい。

磁気圏は穏やかで、
AE指数は小規模の変化が起きている程度です。

SDO衛星AI)A193では、コロナホールは見られず、
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。


太陽は、南西側(右下)の3111、3210黒点群の辺りで
小さい活動が繰り返し発生しています。
この後、活動の規模はどうなるでしょうか。


と、ニュースを書いているところで、
5日12時半(世界時5日3時半)に、
太陽の南東の端(左下)でC6.6の小規模フレアが発生しました。
可視光写真では、白斑しか見えていない領域の様です。
この後どの様な活動になるでしょうか。



太陽の南東の端で発生したC6.6の小規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。