宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2023/ 2/ 4 13:56 更新 太陽風は低速です。太陽も穏やかです。 担当 篠原 太陽を地球よりも左側から観測している(現在は13度です) STEREO Ahead衛星のCOR2が撮影した 96P/マックホルツ彗星の動画を紹介します。 こちらもなかなかの迫力です。 太陽風は、350km/秒付近の低速の状態が続き、 グラフの最後では320km/秒へ更に下がっています。 磁場強度は、5〜10nTの間をゆっくりと上下しています。 南北成分は、グラフの中盤で南向きにやや強まる変化があり、 AE指数は800nTに達する中規模の変化が発生しています。 太陽風のグラフの最後も磁場が南向きに変化していて、 磁気圏の活動はやや強まるかもしれません。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見られず、 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、C1〜2の小さい小規模フレアが発生した程度で、 穏やかな状態です。 可視光写真の黒点も寂しい見え方です。 STEREO Ahead衛星による96P/マックホルツ彗星。 (c) STEREO Ahead衛星COR2 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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