宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:01)
今日、C3.9の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 3 11:33 C3.9
2/ 2 07:17 C5.8
02:52 C3.8
2/ 1 10:24 C1.8
04:25 C2.4
01:03 C3.1

黒点  2/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
3201 2 α ---
3206 3 β C1
3207 10 β C3
3208 1 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 330 -1.4
-2 h 338 -0.7
-4 h 336 -2.4
-6 h 417 -1.1
-8 h 465 -1.5
-10 h 475 -1.4
-12 h 427 +1.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 2 -/ -
-2 h 16 -/ -
-4 h 11 -/ -
-6 h 5 -/ -
-8 h 2 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 5x10^1
2/ 3 0.5 2x10^2
2/ 2 0.5 7x10^2
2/ 1 0.4 3x10^2
1/31 0.4 1x10^3
1/30 0.4 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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SUVI131 (GOES)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 1/29 13:22 高速の太陽風は終わりに近付いている様です。アラスカのオーロラ写真の続きをどうぞ。
2023/ 1/30 13:25 太陽風は平均的な速度になっています。アラスカのオーロラをどうぞ。
2023/ 1/31 12:55 太陽風がやや高速になっています。小さいフレアが続いています。
2023/ 2/ 1 13:15 太陽風は平均的な状態に戻っています。SOHO衛星で96P/マックホルツ彗星が見えています。
2023/ 2/ 2 12:24 太陽風の小さい乱れが到来しています。96P/マックホルツ彗星の続きをどうぞ。
最新のニュース

2023/ 2/ 3 13:01 更新
太陽風は低速になっています。1月の黒点相対数は 143.6 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、2023年1月の黒点相対数は 143.6 と発表されました。
12月に113.1と初めて100を超えましたが、
今回はさらに高まっています。

前の周期である第24期では、
極大の始めの頃の2011年11月に139.1、
終わりの頃の2014年2月に146.1という高まりが起きていますが、
これらと同じくらいの値に達しています。

1月の1日値を見ると、31日のうち25日で100を超えていて、
19日は 206、20日は 205と、200を超える日も発生しています。
第24期の最大値は2014年2月27日の220だったので、
あと一歩というところです。

毎日の可視光写真の動画では、
南北両方に黒点の列ができていて、かなりにぎやかです。

この後はどのように推移するでしょうか。
長い目で注目してください。



SOHO衛星LASCO C3に見えていた96P/マックホルツ彗星は、
昨日の午後に画面から出て行きました。
全体の動画を掲載しています。
5年後に再び現れるのを楽しみに待ちましょう。

太陽は、フレアの発生が少なくなって、
穏やかな状態です。

X線グラフの最後にC3.9の小規模フレアが発生していますが、
これは、北西の端(左上)の向こう側の現象の様です。
遠ざかっていく領域なので、今後の影響はありません。


太陽風は、DSCOVR衛星のグラフが途中で乱れているので、
ACE衛星を参照すると、
太陽風の速度は、420km/秒と平均的な状態からゆっくり下がり、
330km/秒と低速の風になっている様です。

磁場強度は、5〜6nTと平均的な値で安定しています。

磁気圏は穏やかで、
AE指数はほとんど変化のない状態です。




太陽黒点相対数の長期変化。1月の黒点相対数は 143.6 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1月の太陽黒点の推移。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


1975年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1月29日から2月2日にかけて見えていた96P/マックホルツ彗星。
(c) SOHO衛星LASCO C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。