宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 1/19 12:22 更新 CMEが発生しています。太陽風は平均的な速度が続いています。 担当 篠原 太陽で、昨夜遅く、18日23時(世界時18日14時)と、 今朝早く、19日4時(世界時18日19時)に、 太陽の南西(右下)と南東(左下)へ向かって CME(コロナ質量放出)が発生しています。 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。 右下のCMEはガスの広がり方が大きく、 太陽の中心に少し近い領域で発生した様に見えますが、 SDO衛星では対応する変化が見つけられず、 太陽の向こう側で発生した現象の様に思います。 左下のCMEは太陽の端で発生していて、 CMEは横に向かって飛び出しています。 地球への影響はないでしょう。 フレアは、昨夜、18日19時半(世界時18日10時半)に 中心部南側の3190群でM1.8の中規模フレアが発生し、 その他に、北西(右上)の3186群でC5.9、 中心部北側の3192群でC9.4などの 小規模フレアが発生しています。 全体としてはやや活動的な状態で、 引き続き注目してください。 太陽風は、速度のグラフがやや不安定になっていますが、 430km/秒前後の平均的な速さで推移している様です。 磁場強度は7nTへ下がり、安定しています。 磁場の南北成分は、南寄りから北寄りに変化しています。 このため、AE指数も途中までは小規模の変化が続いていますが、 後半は静かになっています。 しかし、太陽風のグラフの最後で、 磁場は南向きになっています。 この傾向が続く場合は、 再び磁気圏で小規模の活動が見られる様になるでしょう。 太陽の南西と南東にCMEが飛び出しています。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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