宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:22)
今日、C9.4の小規模フレアが発生しました。
また、M1.8の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/19 09:54 C3.8
07:59 C3.6
05:43 C9.4
00:26 C3.4
1/18 23:25 C5.9
23:02 C3.3
19:25 M1.8
14:01 C7.9
10:37 C4.1
08:16 M1.8
07:30 C3.2
00:01 C3.6
1/17 14:19 C3.3
13:18 C2.9
10:16 C4.3
09:04 C9.4

黒点  1/19 (NOAA)
磁場 フレア
3184 3 β C3
3186 5 β C6
3188 3 β ---
3190 17 βγ M2
3191 8 β ---
3192 17 βγ C9
3193 2 β ---
3194 2 β ---
3195 5 β ---
3196 2 β C3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 438 -3.0
-2 h 469 +1.5
-4 h 429 +2.4
-6 h 426 +1.6
-8 h 430 +3.0
-10 h 429 +0.4
-12 h 437 +1.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -21 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 2x10^2
1/19 0.3 4x10^2
1/18 0.3 1x10^3
1/17 0.4 1x10^3
1/16 0.4 2x10^3
1/15 0.4 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 1/14 12:54 太陽風の速度が500km/秒に高まり、高速になっています。
2023/ 1/15 14:30 Mクラスの中規模フレアが続いています。太陽風はやや高速の状態です。
2023/ 1/16 13:23 M4.8の中規模フレアが発生しました。太陽風は高速の状態です。
2023/ 1/17 12:45 太陽風は平均的な状態になり、磁気圏も穏やかです。
2023/ 1/18 14:03 太陽風磁場の強まりが到来しています。速度は平均的な状態です。
最新のニュース

2023/ 1/19 12:22 更新
CMEが発生しています。太陽風は平均的な速度が続いています。

担当 篠原

太陽で、昨夜遅く、18日23時(世界時18日14時)と、
今朝早く、19日4時(世界時18日19時)に、
太陽の南西(右下)と南東(左下)へ向かって
CME(コロナ質量放出)が発生しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。

右下のCMEはガスの広がり方が大きく、
太陽の中心に少し近い領域で発生した様に見えますが、
SDO衛星では対応する変化が見つけられず、
太陽の向こう側で発生した現象の様に思います。

左下のCMEは太陽の端で発生していて、
CMEは横に向かって飛び出しています。
地球への影響はないでしょう。

フレアは、昨夜、18日19時半(世界時18日10時半)に
中心部南側の3190群でM1.8の中規模フレアが発生し、
その他に、北西(右上)の3186群でC5.9、
中心部北側の3192群でC9.4などの
小規模フレアが発生しています。

全体としてはやや活動的な状態で、
引き続き注目してください。


太陽風は、速度のグラフがやや不安定になっていますが、
430km/秒前後の平均的な速さで推移している様です。
磁場強度は7nTへ下がり、安定しています。

磁場の南北成分は、南寄りから北寄りに変化しています。
このため、AE指数も途中までは小規模の変化が続いていますが、
後半は静かになっています。

しかし、太陽風のグラフの最後で、
磁場は南向きになっています。
この傾向が続く場合は、
再び磁気圏で小規模の活動が見られる様になるでしょう。




太陽の南西と南東にCMEが飛び出しています。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。