宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 1/18 14:03 更新 太陽風磁場の強まりが到来しています。速度は平均的な状態です。 担当 篠原 太陽の中心部の南側で1390黒点群が大きな姿を見せています。 SDO衛星による拡大写真を掲載します。 この領域で、今朝、18日8時半(世界時17日23時半)に M1.8の中規模フレアが発生しました。 1390群としては、15日のM4.8以来のMクラスフレアです。 太陽では、その他にC2〜4程度の小規模フレアが あちこちで発生しています。 太陽風は、速度は450km/秒付近で推移していますが、 磁場強度は、今朝、18日7時(世界時17日22時)頃に、 4nTから15nTへ急に強まる変化が発生しています。 15日のニュースで紹介したCME(コロナ質量放出)の影響が やって来たのでしょうか。 データが途切れていて分かりにくいですが、 太陽風の密度も増加しています。 この急な強まりによって磁気圏が圧縮され、 GOES衛星では北向き磁場が強まる変化が観測されています。 太陽風磁場の南北成分は、 -10nTに達する大きい変化も発生していますが、 すぐに振れ幅は小さくなり、現在は弱い南寄り程度です。 AE指数は500nT程度の中規模の変化が発生しています。 太陽風の磁場強度は、現在も13nTと強まった状態です。 この後はゆっくりと下がり、 到来前の平均的な状態に戻りそうです。 (c) SDO衛星HMII (NASA)、作図:宇宙天気ニュース GOES衛星による北向き磁場の変化。22時頃に急に強まっている。 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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