宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:54)
今日、C9.0の小規模フレアが発生しました。
また、M3.9の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/14 06:29 C5.9
05:44 C5.0
02:47 C6.2
02:29 C6.2
01:57 C9.0
01:15 C5.5
1/13 23:59 C8.4
19:10 M3.9
18:06 C4.5
17:03 C6.5
11:46 M1.4
07:16 C6.7
05:52 C8.5
05:28 C7.3
03:45 M1.0
01:26 C4.4
00:51 C5.1
1/12 23:41 M1.0
22:48 C4.8
20:11 M1.2
19:00 C6.5
17:07 C5.9
16:47 C6.8
15:37 M1.6
14:56 M1.1
12:37 C7.2
05:49 C8.0
00:20 C4.6

黒点  1/14 (NOAA)
磁場 フレア
3181 10 βγ M4
3182 20 βγ M1
3184 15 βγ C8
3185 6 β ---
3186 18 βγδ M2
3188 4 β ---
3189 2 β ---
3190 1 α ---
3191 3 β C6
3192 2 β C5

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 503 -1.2
-2 h 509 -1.8
-4 h 495 -1.8
-6 h 475 -8.0
-8 h 425 -6.2
-10 h 409 -3.7
-12 h 406 -2.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -36 -/ -
-2 h -36 -/ -
-4 h -37 -/ -
-6 h -30 -/ -
-8 h -3 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 1x10^2
1/14 0.6 1x10^3
1/13 4.5 3x10^2
1/12 0.4 3x10^2
1/11 0.4 6x10^2
1/10 1.1 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 1/ 9 13:30 Mクラスのフレアが5回発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2023/ 1/10 12:57 X1.9の大規模フレアが発生しました。Mクラスのフレアも続いています。
2023/ 1/11 13:26 X1.0の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度です。
2023/ 1/12 12:16 太陽の活動は落ち着いています。12月の黒点相対数は 113.1 でした。
2023/ 1/13 13:23 M1台の中規模フレアが続いています。太陽風は平均的な速度です。
最新のニュース

2023/ 1/14 12:54 更新
太陽風の速度が500km/秒に高まり、高速になっています。

担当 篠原

今朝から太陽風の速度が上昇を始めて、
400km/秒と平均的な速さから、
現在は500km/秒と高速の状態に変わっています。
磁場強度は、途中で5nTに下がったり、
10nTに強まったりしていますが、
7〜9nTと少し強まった状態が続いています。

磁場の南北成分は、南向きが続く時間帯があり、
AE指数は500〜700nTの中規模の変化がしばらく続いています。
グラフの最後では磁場はやや北寄りになっていますが、
この後はどの様な傾向になるでしょうか。
速度が高まっているので、磁場が南寄りに戻ると、
磁気圏の活動はより強まることになりそうです。

太陽風の速度が高まっていますが、
SDO衛星AIA193では、
目立つほどのコロナホールはありませんでした。
27日周期の図では、
前周期の太陽風は300km/秒付近の低速風が続いていたのですが、
今回の高速風はどのような変化になるでしょうか。
注目してください。


太陽は、西の端(右端)に達した3181黒点群で
昨夜、13日19時(世界時13日10時)に
M3.9の中規模フレアが発生しました。
短い時間の現象で、掲載の10分間隔の動画では、
明るく輝いている写真は1枚だけになっています。

可視光写真を見ると、
東端(左端)から新しい黒点群が3つ現れています。
どの様な活動を起こすでしょうか。




太陽の南西の端で発生したM3.9の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。