宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 1/14 12:54 更新 太陽風の速度が500km/秒に高まり、高速になっています。 担当 篠原 今朝から太陽風の速度が上昇を始めて、 400km/秒と平均的な速さから、 現在は500km/秒と高速の状態に変わっています。 磁場強度は、途中で5nTに下がったり、 10nTに強まったりしていますが、 7〜9nTと少し強まった状態が続いています。 磁場の南北成分は、南向きが続く時間帯があり、 AE指数は500〜700nTの中規模の変化がしばらく続いています。 グラフの最後では磁場はやや北寄りになっていますが、 この後はどの様な傾向になるでしょうか。 速度が高まっているので、磁場が南寄りに戻ると、 磁気圏の活動はより強まることになりそうです。 太陽風の速度が高まっていますが、 SDO衛星AIA193では、 目立つほどのコロナホールはありませんでした。 27日周期の図では、 前周期の太陽風は300km/秒付近の低速風が続いていたのですが、 今回の高速風はどのような変化になるでしょうか。 注目してください。 太陽は、西の端(右端)に達した3181黒点群で 昨夜、13日19時(世界時13日10時)に M3.9の中規模フレアが発生しました。 短い時間の現象で、掲載の10分間隔の動画では、 明るく輝いている写真は1枚だけになっています。 可視光写真を見ると、 東端(左端)から新しい黒点群が3つ現れています。 どの様な活動を起こすでしょうか。 太陽の南西の端で発生したM3.9の中規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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