宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:23)
今日、C4.8の小規模フレアが発生しました。
また、M6.0の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/16 06:20 C4.8
04:30 C4.1
1/15 23:18 M4.8
21:07 C8.3
19:40 C6.0
17:03 C6.3
16:22 C6.7
12:09 M6.0
05:40 M4.6
04:56 M3.5
04:25 C7.4
00:30 C5.5
1/14 23:33 C6.8
22:45 C5.0
21:44 C4.9
20:00 C7.0
19:04 C4.6
06:29 C5.9
05:44 C5.0
02:47 C6.2
02:29 C6.2
01:57 C9.0
01:15 C5.5

黒点  1/16 (NOAA)
磁場 フレア
3182 14 βδ M5
3184 7 β C6
3186 10 βγδ ---
3188 8 β ---
3190 11 β M5
3191 11 βγ M6
3192 13 βγ C5
3193 6 β ---
3194 7 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 528 +1.2
-2 h 511 +2.8
-4 h 497 +4.0
-6 h 470 -6.6
-8 h 477 -6.1
-10 h 430 -5.8
-12 h 445 -7.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -15 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -31 -/ -
-6 h -43 -/ -
-8 h -31 -/ -
-10 h -37 -/ -
-12 h -38 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 9x10^2
1/16 0.3 2x10^3
1/15 0.4 4x10^2
1/14 0.6 1x10^3
1/13 4.5 3x10^2
1/12 0.4 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 1/11 13:26 X1.0の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度です。
2023/ 1/12 12:16 太陽の活動は落ち着いています。12月の黒点相対数は 113.1 でした。
2023/ 1/13 13:23 M1台の中規模フレアが続いています。太陽風は平均的な速度です。
2023/ 1/14 12:54 太陽風の速度が500km/秒に高まり、高速になっています。
2023/ 1/15 14:30 Mクラスの中規模フレアが続いています。太陽風はやや高速の状態です。
最新のニュース

2023/ 1/16 13:23 更新
M4.8の中規模フレアが発生しました。太陽風は高速の状態です。

担当 篠原

昨日のニュースで紹介した、
太陽の北東(左上)の3191黒点群で発生した
M6.0の中規模フレアに伴うCME(コロナ質量放出)の様子を、
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。

動画では、コロナのガスは左下に向かって飛び出しています。
地球に対して横向きに近いので、影響はないでしょう。

太陽では、昨夜遅く、15日23時(世界時15日14時)にも
M4.8の中規模フレアが発生しています。
太陽の南東(左下)の1390黒点群です。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

この後は、3182群でC4.1、1390群でC4.8の
小規模フレアが発生した程度で、変化は落ち着いています。


太陽風は、500km/秒から今日未明に430km/秒へ下がり、
その後上昇して、現在は530km/秒と高速の状態に戻っています。

磁場強度は、10nTと強まった状態から、
グラフの後半で5nTと平均的な値に下がっています。

磁場が強まっている間、
南北成分は-5〜-10nTと南向きに振れ続け、
磁気圏の活動を強めました。
AE指数は500〜1000nTの中規模の変化が
連続して発生しています。

グラフの最後で磁場が北向きに切り替わり、
AE指数も最後は穏やかになっています。



15日昼のM6.0フレアに伴って発生したCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


3190黒点群で発生したM4.6の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。