宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 1/16 13:23 更新 M4.8の中規模フレアが発生しました。太陽風は高速の状態です。 担当 篠原 昨日のニュースで紹介した、 太陽の北東(左上)の3191黒点群で発生した M6.0の中規模フレアに伴うCME(コロナ質量放出)の様子を、 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。 動画では、コロナのガスは左下に向かって飛び出しています。 地球に対して横向きに近いので、影響はないでしょう。 太陽では、昨夜遅く、15日23時(世界時15日14時)にも M4.8の中規模フレアが発生しています。 太陽の南東(左下)の1390黒点群です。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 この後は、3182群でC4.1、1390群でC4.8の 小規模フレアが発生した程度で、変化は落ち着いています。 太陽風は、500km/秒から今日未明に430km/秒へ下がり、 その後上昇して、現在は530km/秒と高速の状態に戻っています。 磁場強度は、10nTと強まった状態から、 グラフの後半で5nTと平均的な値に下がっています。 磁場が強まっている間、 南北成分は-5〜-10nTと南向きに振れ続け、 磁気圏の活動を強めました。 AE指数は500〜1000nTの中規模の変化が 連続して発生しています。 グラフの最後で磁場が北向きに切り替わり、 AE指数も最後は穏やかになっています。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 3190黒点群で発生したM4.6の中規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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