宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 1/13 13:23 更新 M1台の中規模フレアが続いています。太陽風は平均的な速度です。 担当 篠原 昨日のニュース以降、 太陽では、北東(左上)の3186黒点群で、M1.1、M1.5、 南西の端(右下)の3181群で、M1.2、 中心部南側(下側)の3182群で、M1.0、M1.0、 そして、北東(左上)の3186群でM1.4と、 M1台の中規模フレアがあちこちの領域で発生しています。 今週前半の勢いはありませんが、 太陽全体で活動的な状態が続いています。 そして、SOHO衛星LASCO C2、C3によると、 今朝、13日7時(世界時12日22時)頃に、 太陽の南西の端の向こう側で ある程度規模の大きい現象が発生した様で、 右下に向かってCME(コロナ質量放出)が発生しています。 SDO衛星AIA131のこの頃の画像を見ると、 南西の端でコロナの細い筋が飛び出し、 その後、やや明るく光る様子が見えています。 11日頃に沈んで行った3183群あたりで フレアが発生したのでしょうか。 太陽の可視光写真を見ると、 東端(左端)の南北に新しい黒点が現れています。 どの様な活動度の黒点でしょうか。 注目してください。 太陽風は、420km/秒から390km/秒へ速度が少し下がっていますが、 平均的な速度で安定しています。 磁場強度は、7〜8nTと少し強まった状態が続いています。 磁気圏は概ね静穏で、 AE指数は、300〜500nTの小規模の変化が時々発生する程度です。 SDO衛星AIA193は全体がぼんやりと光っていて、 コロナホールは見えていません。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の南西の端の向こう側でフレアが発生した様です。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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