宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:23)
今日、M1.4の中規模フレアが発生しました。
また、X1.0の大規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/13 11:46 M1.4
07:16 C6.7
05:52 C8.5
05:28 C7.3
03:45 M1.0
01:26 C4.4
00:51 C5.1
1/12 23:41 M1.0
22:48 C4.8
20:11 M1.2
19:00 C6.5
17:07 C5.9
16:47 C6.8
15:37 M1.6
14:56 M1.1
12:37 C7.2
05:49 C8.0
00:20 C4.6
1/11 17:29 M3.1
16:03 C4.3
14:33 M1.3
14:15 C3.8
12:20 C6.8
10:51 M5.6
09:39 M2.4
08:48 C5.2
07:42 X1.0
05:11 C3.6
04:33 C3.4
02:45 M1.2
02:17 M1.3
00:44 C7.4

黒点  1/13 (NOAA)
磁場 フレア
3181 15 βγ M1
3182 35 βγ M1
3184 10 β M6
3185 9 β ---
3186 19 βγ X1
3188 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 387 -4.1
-2 h 394 +0.1
-4 h 402 -1.0
-6 h 419 -7.0
-8 h 403 -2.2
-10 h 402 -0.0
-12 h 412 +0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -5 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h 2 -/ -
-12 h 3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 1.6 6x10^1
1/13 4.5 3x10^2
1/12 0.4 3x10^2
1/11 0.4 6x10^2
1/10 1.1 4x10^2
1/ 9 0.5 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 1/ 8 13:44 太陽風は平均的な状態です。太陽でCフレアが続いています。
2023/ 1/ 9 13:30 Mクラスのフレアが5回発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2023/ 1/10 12:57 X1.9の大規模フレアが発生しました。Mクラスのフレアも続いています。
2023/ 1/11 13:26 X1.0の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度です。
2023/ 1/12 12:16 太陽の活動は落ち着いています。12月の黒点相対数は 113.1 でした。
最新のニュース

2023/ 1/13 13:23 更新
M1台の中規模フレアが続いています。太陽風は平均的な速度です。

担当 篠原

昨日のニュース以降、
太陽では、北東(左上)の3186黒点群で、M1.1、M1.5、
南西の端(右下)の3181群で、M1.2、
中心部南側(下側)の3182群で、M1.0、M1.0、
そして、北東(左上)の3186群でM1.4と、
M1台の中規模フレアがあちこちの領域で発生しています。

今週前半の勢いはありませんが、
太陽全体で活動的な状態が続いています。

そして、SOHO衛星LASCO C2、C3によると、
今朝、13日7時(世界時12日22時)頃に、
太陽の南西の端の向こう側で
ある程度規模の大きい現象が発生した様で、
右下に向かってCME(コロナ質量放出)が発生しています。

SDO衛星AIA131のこの頃の画像を見ると、
南西の端でコロナの細い筋が飛び出し、
その後、やや明るく光る様子が見えています。
11日頃に沈んで行った3183群あたりで
フレアが発生したのでしょうか。

太陽の可視光写真を見ると、
東端(左端)の南北に新しい黒点が現れています。
どの様な活動度の黒点でしょうか。
注目してください。


太陽風は、420km/秒から390km/秒へ速度が少し下がっていますが、
平均的な速度で安定しています。
磁場強度は、7〜8nTと少し強まった状態が続いています。

磁気圏は概ね静穏で、
AE指数は、300〜500nTの小規模の変化が時々発生する程度です。

SDO衛星AIA193は全体がぼんやりと光っていて、
コロナホールは見えていません。



太陽の右下に飛び出すCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の南西の端の向こう側でフレアが発生した様です。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。