宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:54)
今日、C3.2の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/ 3 08:00 C3.2
07:11 C2.0
1/ 2 20:32 C3.0
18:48 C2.8
15:13 C9.4
07:55 C3.1
1/ 1 11:07 C3.7
06:19 C9.1
05:52 C3.5
01:19 C2.2

黒点  1/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
3173 1 α ---
3176 15 β C9
3177 7 β C4
3179 4 β C2
3180 6 β C9
3181 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:45 426 +1.3
-2 h 433 +0.7
-4 h 439 -2.7
-6 h 442 -2.5
-8 h 427 +0.9
-10 h 438 -0.9
-12 h 485 -0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
10:30 -9 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 5x10^3
1/ 3 0.5 6x10^3
1/ 2 0.5 8x10^3
1/ 1 0.5 4x10^3
12/31 0.5 6x10^3
12/30 0.5 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/12/29 13:22 太陽風は平均的な速度に下がっています。太陽は穏やかになっています。
2022/12/30 10:04 Mクラスの中規模フレアが3回発生しました。太陽風は高速になり、磁気圏も活動的です。
2022/12/31 11:09 Mクラスの中規模フレアが2回発生しました。高速の太陽風が続いています。
2023/ 1/ 1 12:31 高速の太陽風が続き、磁気圏の活動もある程度強まっています。
2023/ 1/ 2 10:27 太陽風は高速の状態が続いていますが、速度は下がりかけています。
最新のニュース

2023/ 1/ 3 10:54 更新
太陽風の速度は下がり、平均的な速さに戻っています。

担当 篠原

太陽風の速度は500km/秒から420km/秒へ下がり、
平均的な速さに戻っています。
磁場強度は3〜4nTとやや弱い状態です。
高速風は終わりを迎えています。

磁場の南北成分は、南向きの変化がある程度発生しています。
しかし、速度が下がったので磁気圏への影響は小さくなり、
磁気圏の活動は小規模に留まっています。
AE指数は200〜400nTくらいの小規模の変化が発生しています。

GOES衛星SUVI 195の太陽コロナ写真では、
中心部のコロナホールが西側(右側)に進んでいます。
明後日くらいから、
この領域の影響で太陽風の速度が高まる可能性があります。


太陽は、北西(右上)の3176黒点群で
C9.4と大きめの小規模フレアが発生していますが、
活動としては北東(左上)の3180群の方が目立っていて、
C1〜3の小規模フレアが8回ほど続いています。
活動の規模が大きくなる様であれば注意が必要になるでしょう。




GOES衛星SUVI 195による、太陽コロナの様子。
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星による太陽の可視光写真。jsoc.stanford.eduのページより取得。
(c) SDO衛星HMII (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。