宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 1/ 1 12:31 更新 高速の太陽風が続き、磁気圏の活動もある程度強まっています。 担当 篠原 明けましておめでとうございます。 2023年もどうぞ宇宙天気ニュースをよろしくお願い致します。 太陽風は高速の状態が続いています。 昨日のニュースの後、速度は540km/秒で落ち着いていましたが、 夜になると一段高まって600km/秒に達し、 今朝以降は570〜600km/秒で推移しています。 磁場強度は7nTから5nTへゆっくり下がる変化が見られますが、 平均的な状態です。 磁場の南北成分は、南北に頻繁に変化をしています。 グラフの前半は-5nTに達するくらいの南向きの変化があり、 速度が高まっていることと重なって、 磁気圏はある程度活動的になり、 AE指数は500〜800nTの中規模の変化が繰り返し発生しています。 太陽風のグラフの後半になると、 磁場の南向きの変化は小幅になってきた様で、 AE指数の変化も小さくなっています。 この傾向が続くと、磁気圏は穏やかになりそうです。 昨日Mフレアを2回起こした中心部北側の3176黒点群は、 その後は落ち着いて、 C2.2、C3.7などの小規模フレアを起こした程度です。 一方、北東(左上)の3180群で、 昨日の昼、31日11時半(世界時31日2時半)にC7.9、 今朝、1日6時半(世界時31日21時半)にC9.1 などの小規模フレアが発生しています。 活動が強まっているという見え方ではありませんが、 この後はどの様に推移するでしょうか。 (c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星による太陽の可視光写真。jsoc.stanford.eduのページより取得。 (c) SDO衛星HMII (NASA)、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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