宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:22)
今日、C3.0の小規模フレアが発生しました。
また、M2.0の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/29 02:21 C3.0
12/28 11:13 C6.0
05:33 C3.9
05:12 C4.5
04:36 C3.0
02:15 C4.7
01:19 M1.2
12/27 21:45 C3.3
18:14 C4.2
17:03 M1.0
16:05 C4.5
13:22 C3.3
12:04 C7.4
11:41 C5.3
11:19 C3.9
10:43 C3.9
09:35 M2.0
08:03 C4.3
07:18 C3.9
06:43 C4.1
05:48 C4.1
04:40 C6.0
01:38 C4.4
00:38 C2.7

黒点 12/29 (NOAA)
磁場 フレア
3169 8 β M1
3171 3 α ---
3173 2 α ---
3175 2 β ---
3176 10 β M2
3177 3 α C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 430 +0.0
-2 h 443 -0.3
-4 h 432 +2.3
-6 h 459 +3.8
-8 h 528 +0.6
-10 h 528 +0.9
-12 h 522 +1.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -21 -/ -
-2 h -19 -/ -
-4 h -19 -/ -
-6 h -21 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -28 -/ -
-12 h -30 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 9x10^2
12/29 0.5 1x10^3
12/28 0.5 5x10^3
12/27 0.5 6x10^3
12/26 0.5 5x10^3
12/25 0.5 7x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/12/24 14:15 太陽風はより高速になっています。磁気圏も活動的です。
2022/12/25 08:43 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
2022/12/26 08:53 太陽風の速度は少し下がり、やや高速になっている様です。
2022/12/27 08:15 太陽風速度が高まり、磁場が南向きに変化して磁気圏の活動が活発になりました。
2022/12/28 12:50 太陽風は高速です。磁場の南向きが続き、磁気圏活動が活発になりました。
最新のニュース

2022/12/29 13:22 更新
太陽風は平均的な速度に下がっています。太陽は穏やかになっています。

担当 篠原

太陽風の速度は500km/秒から430km/秒へ下がり、
平均的な速さに戻っています。
DSCOVR衛星のグラフでは、
速度がグラフの後半で急に下がっていますが、
ACE衛星のデータを見ると、
ゆっくりと下がって行った様です。

太陽風の磁場強度は、
5nTから4nTへ少し下がる程度で、平均的な状態です。
磁場の南北成分は、南北に小さく変化しています。
磁気圏は穏やかで、
AE指数は目立った変化は発生していません。

SDO衛星は画像の更新が停止していて、
掲載している写真は、今日未明のものです。

AIA193の太陽コロナ写真では、
北半球のコロナホールが西に進んでいます。
この領域の影響が今後到来するのであれば、
太陽風の速度は明日くらいから再び高まるかもしれません。

また、東端(左端)近くにもコロナホールが見えています。
こちらはどの様な広がりでしょうか。


太陽は、昨日のニュース以降は、
C2の小規模フレアが最大で、活動は穏やかになっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。