宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/12/29 13:22 更新 太陽風は平均的な速度に下がっています。太陽は穏やかになっています。 担当 篠原 太陽風の速度は500km/秒から430km/秒へ下がり、 平均的な速さに戻っています。 DSCOVR衛星のグラフでは、 速度がグラフの後半で急に下がっていますが、 ACE衛星のデータを見ると、 ゆっくりと下がって行った様です。 太陽風の磁場強度は、 5nTから4nTへ少し下がる程度で、平均的な状態です。 磁場の南北成分は、南北に小さく変化しています。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は目立った変化は発生していません。 SDO衛星は画像の更新が停止していて、 掲載している写真は、今日未明のものです。 AIA193の太陽コロナ写真では、 北半球のコロナホールが西に進んでいます。 この領域の影響が今後到来するのであれば、 太陽風の速度は明日くらいから再び高まるかもしれません。 また、東端(左端)近くにもコロナホールが見えています。 こちらはどの様な広がりでしょうか。 太陽は、昨日のニュース以降は、 C2の小規模フレアが最大で、活動は穏やかになっています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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