宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:04)
今日、M2.4の中規模フレアが発生しました。
また、M1.2の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/30 06:10 C2.8
03:29 M2.4
03:02 M2.1
12/29 20:03 C3.9
15:33 M1.2
02:21 C3.0
12/28 11:13 C6.0
05:33 C3.9
05:12 C4.5
04:36 C3.0
02:15 C4.7
01:19 M1.2

黒点 12/30 (NOAA)
磁場 フレア
3169 1 α M1
3171 2 α ---
3172 4 β C3
3173 3 α ---
3176 14 β C3
3177 3 β C2
3178 2 β ---
3179 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:55 513 -0.2
-2 h 487 -7.7
-4 h 445 -0.9
-6 h 442 -0.9
-8 h 450 +0.3
-10 h 455 -2.9
-12 h 445 -4.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -45 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -25 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 3x10^3
12/30 0.5 5x10^3
12/29 0.5 2x10^3
12/28 0.5 5x10^3
12/27 0.5 6x10^3
12/26 0.5 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/12/25 08:43 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
2022/12/26 08:53 太陽風の速度は少し下がり、やや高速になっている様です。
2022/12/27 08:15 太陽風速度が高まり、磁場が南向きに変化して磁気圏の活動が活発になりました。
2022/12/28 12:50 太陽風は高速です。磁場の南向きが続き、磁気圏活動が活発になりました。
2022/12/29 13:22 太陽風は平均的な速度に下がっています。太陽は穏やかになっています。
最新のニュース

2022/12/30 10:04 更新
Mクラスの中規模フレアが3回発生しました。太陽風は高速になり、磁気圏も活動的です。

担当 篠原

太陽の北東の端(左上)に新しい黒点が現れ、
Mクラスの中規模フレアが3回発生しています。
昨日の午後、29日15時半(世界時29日6時半)のM1.2、
今日未明、30日3時(世界時29日18時)のM2.1、
30日3時半(世界時29日18時半)のM2.4です。

SDO衛星のWebページの更新が停止しているので、
GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。
また、SDO衛星の可視光写真は、
SOHO衛星のWebページから取得しています。
掲載の可視光写真で黒点が見え始めています。

この後どのような活動を起こすか注目して下さい。


太陽風は、420km/秒と平均的な速度でしたが、
今朝くらいから上昇が始まり、
現在は520km/秒と高速の状態に変わっています。
磁場強度は、5nTから6nTに少し上がり、
グラフの後半で10nTに強まって、
以降、5〜10nTの間で変化している様です。

太陽コロナ写真として、
久しぶりにSOHO衛星EIT195を掲載しています。
やや見にくいですが、北西側(右上)にコロナホールがあり、
この領域の影響が始まったのかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、
南北にややゆっくりと変化していて、
-5nTに達する南向きの変化が頻繁に発生しています。
磁気圏の活動は強まっていて、
AE指数は500〜1000nTの中規模の変化が続いています。




太陽の北東の端で発生したM2.1、M2.4の中規模フレア。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得。
(c) SDO衛星HMII (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SOHO衛星EIT195による、太陽コロナの様子。
(c) SOHO衛星EIT 195 (ESA & NASA)


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。