宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/12/30 10:04 更新 Mクラスの中規模フレアが3回発生しました。太陽風は高速になり、磁気圏も活動的です。 担当 篠原 太陽の北東の端(左上)に新しい黒点が現れ、 Mクラスの中規模フレアが3回発生しています。 昨日の午後、29日15時半(世界時29日6時半)のM1.2、 今日未明、30日3時(世界時29日18時)のM2.1、 30日3時半(世界時29日18時半)のM2.4です。 SDO衛星のWebページの更新が停止しているので、 GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。 また、SDO衛星の可視光写真は、 SOHO衛星のWebページから取得しています。 掲載の可視光写真で黒点が見え始めています。 この後どのような活動を起こすか注目して下さい。 太陽風は、420km/秒と平均的な速度でしたが、 今朝くらいから上昇が始まり、 現在は520km/秒と高速の状態に変わっています。 磁場強度は、5nTから6nTに少し上がり、 グラフの後半で10nTに強まって、 以降、5〜10nTの間で変化している様です。 太陽コロナ写真として、 久しぶりにSOHO衛星EIT195を掲載しています。 やや見にくいですが、北西側(右上)にコロナホールがあり、 この領域の影響が始まったのかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、 南北にややゆっくりと変化していて、 -5nTに達する南向きの変化が頻繁に発生しています。 磁気圏の活動は強まっていて、 AE指数は500〜1000nTの中規模の変化が続いています。 太陽の北東の端で発生したM2.1、M2.4の中規模フレア。 (c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得。 (c) SDO衛星HMII (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SOHO衛星EIT195による、太陽コロナの様子。 (c) SOHO衛星EIT 195 (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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