宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/12/27 08:15 更新 太陽風速度が高まり、磁場が南向きに変化して磁気圏の活動が活発になりました。 担当 篠原 昨日の午後から太陽風の速度は600km/秒へ高まり、 夕方以降はゆっくり下がっていますが、 現在も500km/秒と高速の状態が続いています。 磁場強度も10nT近くに強まり、 現在は8nTとやや強まった状態です。 磁場の南北成分は、 グラフの中盤で-10nTの強い南向きが8時間程続き、 磁気圏の活動が激しくなりました。 AE指数は1000nTから1500nTに達する大きい変化が 6時間程発生しています。 極域では活発なオーロラが見られたのではないでしょうか。 今日に入る頃から太陽風の磁場は北向きに変わり、 磁気圏は穏やかになっています。 AE指数のグラフは、最後は変化がなくなっています。 高速の太陽風は、この後どの様に推移するでしょうか。 昨日紹介したプロミネンス噴出による CME(コロナ質量放出)の様子を、 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。 太陽の左下に向かってコロナのガスが激しく飛び出しています。 地球に対して横向きなので影響はありません。 太陽では、北東(左上)に現れた新しい領域が活発で (3176黒点群と番号が付けられている様です)、 Cクラスの小規模フレアを次々と起こしています。 最大のフレアは、 今朝、27日4時半(世界時26日19時半)のC6.0で、 その他にC4、C3などのフレアも起こしています。 この後の活動に注目して下さい。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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