宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/12/25 08:43 更新 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。 担当 篠原 太陽風は、速度のグラフが少し見にくくなっていますが、 550km/秒前後の高速の状態がつづいている様です。 磁場強度は10nTから5nTへゆっくり下がり、 平均的な状態に戻っています。 磁場の南北成分は、南北にゆっくり変化しています。 -5nT程度の南向きが度々発生し、 速度が高まっていることと重なって、 磁気圏の活動は活発になっています。 AE指数は500〜1000nTの中規模の変化が繰り返し発生しています。 現在は磁場強度が下がって来たため、 今後は南向きの変化も小幅になりそうです。 磁気圏活動の規模はこれまでより小さくなりそうです。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は、 11月28日頃から600km/秒台に高まっています。 今回もこの速度まで高まるでしょうか。 この後の変化に注目して下さい。 昨日紹介したプロミネンス噴出による CME(コロナ質量放出)の様子を、 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。 左上に飛び出していて、地球への影響はなさそうです。 青い写真のC3では、 左上から右下に向かって夏の天の川が写っています。 太陽では、中心部北西側(右上)の3169群が活発で、 C4.0の小規模フレアや C1〜2の小規模フレアが数回発生しています。 学校の用事で、これから仙台へ出張します。 冬の東北は初めてなので、雪と寒さが心配です。 太陽の左上に噴出するCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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