宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/12/24 14:15 更新 太陽風はより高速になっています。磁気圏も活動的です。 担当 篠原 太陽風は、速度が500km/秒から550km/秒へ高まり、 より高速になっています。 磁場強度は9〜10nTと強まった状態です。 27日周期の図を見ると、 前周期から1日遅れで同じ様な推移になっています。 太陽風磁場の南北成分は、南北に頻繁に変化しています。 速度が高まっていることもあり、 磁気圏の活動はだいぶ強まっていて、 500nTを超える変化が繰り返し発生し、 最大の変化は1000nTを超える規模に達しています。 磁場強度が強まった状態が続いているので、 磁場の南向きの変化も大きくなりやすい状態です。 磁気圏の活動はこの後も続きそうです。 太陽は、24日11時(世界時24日2時)頃に、 北東側(左上)でフィラメント噴出が発生しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 コロナが左上に向かって飛び出しています。 CME(コロナ質量放出)も発生している様ですが、 地球に対しては斜め方向の噴出でしょう。 また、23日23時(世界時23日14時)に、 中心部北東側の3171黒点群でC6.6の小規模フレアが、 24日13時(世界時24日4時)には、 中心部北西側(右上)の3169群でC4.1の小規模フレアが それぞれ発生しています。 この他にもC1〜2の小さいCクラスフレアが あちこちで発生しています。 少し活動的な見え方になっています。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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