宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/12/23 12:06 更新 太陽風は高速になり、磁気圏の活動も強まっています。 担当 篠原 太陽風は、昨夜から速度が少しずつ高まり、 今朝くらいに500km/秒に達して、 高速の状態になっています。 27日周期の図の前周期に見られた高速太陽風が 回帰してきた様です。 太陽風の磁場強度は、 速度の高まりに先立って5nTから10,nT近くへ強まり、 以降、7nT前後と少し強まった状態で推移しています。 磁場の南北成分は、 南北にやや大きく変化する様になっています。 このため、磁気圏の活動も強まっていて、 AE指数では、500〜1000nTの中規模の変化が度々発生しています。 速度が高まってきたので、 今後は活動の規模が一段大きくなるかもしれません。 27日周期の図を見ると、 前周期はグラフの右端の12月5日まで速度の高まりが続いています。 今回に対応させると、1月1日です。 同様の推移となるのか、変化するのか、 今後の太陽風の状態に注目してください。 太陽は、活動が穏やかになり、 3171黒点群で発生したC3.4の小規模フレアと、 C1台のフレアが数回発生した程度になっています。 学校は、年内の授業は今日までで、明日から冬休みです。 南の県ですが、今日は授業中に窓の外を雪が舞ったりして、 寒くなっています。
(c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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