宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:06)
今日、C1.9の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/23 10:13 C1.9
12/22 23:56 C3.4
07:08 C6.8
05:15 C4.9
12/21 21:04 C3.2
15:00 C7.6
14:13 C6.9
08:58 C2.2
04:54 C2.7

黒点 12/23 (NOAA)
磁場 フレア
3168 1 α ---
3169 14 β C8
3170 4 β C2
3171 12 β C3
3172 2 β ---
3173 1 α ---
3174 4 β C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:55 488 +3.5
-2 h 499 -4.2
-4 h 482 -1.3
-6 h 423 +1.0
-8 h 451 +3.4
-10 h 436 +4.1
-12 h 432 -4.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -25 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -22 -/ -
-10 h -23 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 2x10^1
12/23 0.5 1x10^2
12/22 0.6 1x10^2
12/21 0.5 2x10^2
12/20 0.6 3x10^2
12/19 0.5 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/12/18 13:27 太陽風は低速の状態が続いています。太陽の北東の端でM1.0フレアが発生しました。
2022/12/19 13:16 太陽風は低速の状態が続いています。Cフレアが発生しています。
2022/12/20 13:03 太陽風は低速の風が続いています。Cフレアの発生が続いています。
2022/12/21 13:57 太陽風は平均的な速さに戻っています。M1.1の中規模フレアが発生しました。
2022/12/22 12:25 太陽風は平均的な状態です。Cフレアが続いています。
最新のニュース

2022/12/23 12:06 更新
太陽風は高速になり、磁気圏の活動も強まっています。

担当 篠原

太陽風は、昨夜から速度が少しずつ高まり、
今朝くらいに500km/秒に達して、
高速の状態になっています。
27日周期の図の前周期に見られた高速太陽風が
回帰してきた様です。

太陽風の磁場強度は、
速度の高まりに先立って5nTから10,nT近くへ強まり、
以降、7nT前後と少し強まった状態で推移しています。

磁場の南北成分は、
南北にやや大きく変化する様になっています。
このため、磁気圏の活動も強まっていて、
AE指数では、500〜1000nTの中規模の変化が度々発生しています。

速度が高まってきたので、
今後は活動の規模が一段大きくなるかもしれません。

27日周期の図を見ると、
前周期はグラフの右端の12月5日まで速度の高まりが続いています。
今回に対応させると、1月1日です。
同様の推移となるのか、変化するのか、
今後の太陽風の状態に注目してください。


太陽は、活動が穏やかになり、
3171黒点群で発生したC3.4の小規模フレアと、
C1台のフレアが数回発生した程度になっています。




学校は、年内の授業は今日までで、明日から冬休みです。
南の県ですが、今日は授業中に窓の外を雪が舞ったりして、
寒くなっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。