宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/12/21 13:57 更新 太陽風は平均的な速さに戻っています。M1.1の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽風は、350km/秒から400km/秒へ速度が少し上がり、 平均的な速さに戻っています。 磁場強度は、12nT前後と強まった状態が続いています。 磁場の南北成分は、 北寄りからグラフの中盤で南寄りになり、 後半は再び北寄りです。 このため、AE指数も中盤で小規模の変化が発生しています。 全体としては、磁気圏は穏やかです。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は、11月25日以降高速の風が続いています。 この高速風が明日くらいから回帰するかもしれません。 一方、SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、 小さいコロナホールが所々に見えている程度です。 この様子は27日前も同様で、 高速風との対応は良く分かりませんでした。 今回はどの様な変化になるでしょうか。 注目してください。 太陽は、北東(左上)の3169黒点群の活動が続き、 C6.6、C5.0と小規模フレアが起きた後、 昨夜、20日23時(世界時20日14時)に、 M1.1の中規模フレアが発生しています。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 この後は、活動は穏やかになっていて、 C1〜2の小さい小規模フレアが発生した程度です。 3169群で発生したM1.1の中規模フレア。 (c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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