宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2022/12/18 13:27 更新 太陽風は低速の状態が続いています。太陽の北東の端でM1.0フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽風は、DSCOVR衛星の速度が不安定になっているので、 ACE衛星のグラフも掲載します。 300km/秒前後の低速の状態が続いている様です。 磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、0nT付近かやや北寄りです。 今日は京都大学WDCのAE指数を参照できないのですが、 NOAA/SWPCのデータによると、 磁気圏は穏やかに推移している様です。 SDO衛星AIA193では、コロナホールが南北に見えています。 明後日くらいからこの領域の影響が到来するでしょうか。 太陽は、活発に活動していた3165黒点群は 西の端に沈んでほとんど見えなくなっています。 フレアの発生もなくなっている様です。 一方、北東の端(左上)に現れた3169黒点群で フレアが発生するようになり、 今朝、18日4時半(世界時17日19時半)に M1.0の中規模フレアが発生しています。 GOES衛星SUVI 131と304の動画を掲載します。 304の画像では、 左下にコロナが噴き出す様子がよく見えています。 この噴出により弱いCME(コロナ質量放出)も発生しています。 3169群ではこの後も活動が続くでしょうか。 (c) GOES衛星SUVI 131、304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |