宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/12/15 12:42 更新 Mクラスフレアが13回発生しています。太陽風は低速になっています。 担当 篠原 昨日の夕方から、太陽の南西(右下)の3165黒点群の活動が強まり、 14日16時半(世界時14日7時半)のM2.4の中規模フレアを先頭に、 M1.3、M1.1、M4.1、M6.3、M3.2、M2.2、 M2.2、M1.3、M1.9、M4.5、M1.6と、 今朝にかけて、12個の中規模フレアが次々と発生しています。 X線グラフは、急に激しく変化するようになっています。 SDO衛星の画像ページが不調なので、 GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。 SDO衛星の画像で作る動画よりも枚数が多くなるので、 細かい変化がよく見えますが、 全体がゆっくりに感じられるので注意してください。 発生箇所の3165黒点群は、昨日から形がだいぶ変化しています。 昨日掲載した画像と比べてください。 また、西の端に達した3153群でも M1.1の中規模フレアが発生しています。 この後もフレアは続くのでしょうか。 規模の変化にも注目して下さい。 太陽風は、速度が400km/秒から320km/秒へ下がり、 低速の風に変わっています。 磁場強度は、5nTから7nTへ少し強まっています。 磁場の南北成分は、グラフの中盤から南向きになっています。 速度が下がっているので磁気圏への影響は限定的で、 AE指数は、500nT弱の小規模の変化が起きている程度です。 SDO衛星AIA193を見ると、 南半球で東西にコロナホールが広がっています。 今回もこの領域の影響は来ないのでしょうか。 3165黒点群で次々に発生するMクラスフレア。 (c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 3165黒点群の拡大写真。 (c) SDO衛星 (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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