宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:04)
今日、M1.2の中規模フレアが発生しました。
また、M5.7の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/17 10:20 C4.8
09:52 C8.7
08:31 C7.9
08:09 C5.4
07:12 C4.9
05:50 C8.9
05:00 C3.7
04:02 C9.0
03:03 C4.3
01:35 C7.0
00:34 M1.2
12/16 23:25 M2.4
22:47 C5.8
22:23 C4.8
20:35 C8.5
19:03 M4.0
18:30 M1.1
17:56 M1.5
16:15 M1.6
15:31 M1.2
14:36 M1.3
13:45 M1.2
13:06 C4.7
12:46 C4.3
12:26 C5.1
10:33 M3.5
07:21 M5.7
06:54 C6.7
06:02 C6.4
04:55 C5.8
01:36 M2.0
00:42 M1.0
12/15 23:02 C9.1
22:08 C8.3
20:59 C6.0
18:42 M1.5
16:55 M1.0
15:54 M2.4
14:00 C7.6
13:28 C4.5
11:45 C3.9
10:26 M1.6
09:41 C6.3
08:41 C7.3
06:58 M4.5
06:33 M1.9
05:34 M2.2
04:29 C6.4
04:06 C3.8
02:04 M2.2
01:03 C3.7

黒点 12/16 (NOAA)
磁場 フレア
3160 1 α ---
3162 2 β ---
3163 23 βγ C4
3165 16 βδ M5
3166 15 β ---
3167 10 β ---
3168 3 α C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
05:57 329 +0.5
-2 h 329 -2.4
-4 h 325 -4.0
-6 h 325 +1.0
-8 h - -
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -7 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h 3 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 2x10^1
12/17 0.6 2x10^2
12/16 0.6 3x10^2
12/15 0.6 5x10^2
12/14 0.6 4x10^2
12/13 0.5 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/12/12 13:20 太陽風は平均的な状態に戻りかけています。太陽は穏やかになっています。
2022/12/13 12:49 太陽風はやや高速で推移しています。太陽は穏やかです。
2022/12/14 13:51 太陽風は平均的な速度になりました。C5.9の小規模フレアが発生しました。
2022/12/15 12:42 Mクラスフレアが13回発生しています。太陽風は低速になっています。
2022/12/16 13:48 Mフレアの発生が続いています。太陽風は低速の状態です。
最新のニュース

2022/12/17 13:04 更新
太陽ではMフレアが続きましたが、現在は活動が少し落ち着いています。

担当 篠原

活発にフレアを起こしている3165黒点群は、
太陽の南西の端(右下)に達しています。

昨日のニュースの後も、M1台のフレアを5回起こし、
16日19時(世界時16日10時)にM4.0、
16日23時半(世界時16日14時半)にM2.4、
さらに、17日0時半(世界時16日15時半)にM1.2と
中規模フレアが続きました。

一連の活動の様子を、GOES衛星SUVI 131の動画で紹介します。
3165群の領域でフレアの輝きが連続しています。

その後は活動の規模が一段下がり、
Cクラスの活動に留まっていますが、
C3〜9の変化が10回程度発生している様です。

この後、3165群は西の端に沈んで見えなくなりますが、
活動も終わりになるのか、一旦休んで再び強まるのか、
引き続き注目してください。


太陽風は、図の途中でデータが途切れていますが、
330km/秒と低速の状態が続いている様です。
磁場強度は5nTから4nTに下がりかけています。

磁気圏は穏やかで、
AE指数は小さい変化が見られる程度です。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中心部の南北それぞれにコロナホールが見えています。
影響が来るとすると、3日後の20日頃になりそうです。
一方、27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は、11月25日から速度が高まっています。
この変化が回帰すると考えると、 5日後の22日頃になりそうです。

実際はどの様に推移するでしょうか。
来週にかけて変化に注目して下さい。



3165群で連続的に発生したMフレアの様子。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。