宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:22)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/29 --- ---
11/28 --- ---
11/27 --- ---

黒点 11/29 (NOAA)
磁場 フレア
3147 1 α ---
3149 1 α ---
3151 4 β ---
3152 6 β C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 533 -0.8
-2 h 552 -3.8
-4 h 553 -1.1
-6 h 595 +0.9
-8 h 628 -2.9
-10 h 604 +1.1
-12 h 603 +1.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -30 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -25 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 8x10^1
11/29 0.6 4x10^2
11/28 0.5 3x10^3
11/27 0.5 2x10^3
11/26 0.5 2x10^2
11/25 0.5 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/11/24 12:31 太陽風はさらに低速になり、磁気圏は静穏です。
2022/11/25 13:45 太陽風はやや高速になっています。太陽は穏やかです。
2022/11/26 12:46 太陽風は500km/秒台に達し、磁気圏の活動も強まっています。
2022/11/27 15:42 太陽風は高速の状態が続いています。磁気圏もやや活動的です。
2022/11/28 12:30 太陽風は高速で、磁気圏も活動的です。太陽はとても穏やかです。
最新のニュース

2022/11/29 12:22 更新
プロミネンス噴出が発生しています。太陽風は高速の状態が続いています。

担当 篠原

今朝、29日6時(世界時28日21時)頃から、
太陽の南東の端(左下)でプロミネンス噴出が発生しました。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。

CME(コロナ質量放出)は、
地球に対して横方向の噴出になるので、影響はありません。

太陽は、フレアの発生は少ない状態が続いていて、
先ほど、29日11時半(世界時29日2時半)に
C1.0の小規模フレアが発生した程度です。

Cクラスに達するフレアは、25日のC1.1以来で、
4日ぶりです。


太陽風は、昨夜から今朝にかけて、
速度が600km/秒台に高まっています。
ただ、グラフの様子が微妙な印象で、
値としては正確ではないかもしれません。

グラフの後半で、速度は530km/秒に下がっていますが、
高速の状態は続いています。

太陽風の磁場強度は、
10nT程度に強まった状態が続いていましたが、
グラフの最後で6nTと平均的な値に下がっています。

南北成分は、グラフの前半は北寄り、
後半は南寄りとなっています。
AE指数は、グラフの中盤で一旦穏やかになり、
その後、800nTの中規模の変化が発生する様になっています。

現在の高速風はどこまで続くでしょうか。
SDO衛星AIA193を見ると、
中心部のコロナホールが西側に少し進んでいて、
明後日くらいからこの領域の影響が始まりそうです。
このまま高速の状態が続くのか、一旦下がるのか、
引き続き注目してください。



太陽の南東の端で発生したプロミネンス噴出。GOES衛星SUVI 304。
(c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。