宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2022/11/28 12:30 更新 太陽風は高速で、磁気圏も活動的です。太陽はとても穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨夜にかけて500km/秒から420km/秒へ下がりましたが、 すぐに上昇に切り替わり、 現在は550km/秒と高速の状態に戻っています。 太陽風の磁場強度は、 5nTから10nTへゆっくりと強まっています。 さらに速度が高まるのでしょうか、 引き続き太陽風の変化に注目してください。 磁場の南北成分は、 磁場の強まりとともに南向きにも大きく変化するようになっています。 このため磁気圏の活動も強まりが見られ、 AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が繰り返し発生しています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 中心部に縦に伸びるコロナホールが見えています。 この領域の影響は、3日後くらいから始まりそうです。 太陽は穏やかな状態が続いています。 X線グラフは、Bクラスの小さい変化も見られなくなっています。 SDO衛星のWebページの更新状況が悪くなっているため、 可視光写真は、昨日の夕方の写真を掲載しています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |