宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2022/11/24 12:31 更新 太陽風はさらに低速になり、磁気圏は静穏です。 担当 篠原 太陽風は、310km/秒から290km/秒へ速度が下がり、 かなり低速になっています。 磁場強度も1nT前後と弱くなりましたが、 グラフの最後で5nTに戻りかけています。 同時に、南北成分が南向きに変化していて、 この状態が続くと磁気圏で小規模の変化が起きそうです。 ここまでは磁気圏は静穏で、 AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部にコロナホールはなく、 穏やかな太陽風はしばらく続きそうです。 太陽は、北西の端(右上)でプロミネンスの噴出が発生しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 CME(コロナ質量放出)も発生している様ですが、 横方向なので影響はありません。 X線グラフは、C1の小さい変化が2回発生した程度で、 全体の強度も下がっています。 可視光写真では、北東の端(左上)に新しい黒点が現れています。 NOAA/SWPCの黒点群の情報では、 3152群が南東側(左下)にあると書かれていますが、 北東側の間違いではないでしょうか。 (c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |