宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2022/11/27 15:42 更新 太陽風は高速の状態が続いています。磁気圏もやや活動的です。 担当 篠原 高速の太陽風が続いています。 500km/秒だった速度は、 今日未明にかけて600km/秒に高まり、 その後下がりましたが、500km/秒で安定しています。 磁場強度は、7nTから5nTに少し下がり、 平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 0nT付近で小さく変化する程度ですが、 速度が高まっていたため、 AE指数は500nT前後の中規模の変化が繰り返し発生しています。 グラフの後半は、変化の規模が少し小さくなっている印象です。 SDO衛星AIA193では、 中心部の東側(左側)にコロナホールが見えています。 この領域は前周期もあり、 27日周期の図では、11月3日から高速風が到来しています。 今回も4日後くらいと考えると、 12月1日頃に変化がやって来るかもしれません。 太陽は、穏やかに推移しています。 X線グラフは、Bクラスの小さい変化しか発生していません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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