宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 6 --- ---
11/ 5 --- ---
11/ 4 16:04 C5.6

黒点 11/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
3131 1 α ---
3135 3 β C1
3136 1 α ---
3137 2 β ---
3139 1 α ---
3140 1 α ---
3141 3 β C6

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:14 446 +0.6
-2 h 455 -0.3
-4 h 480 -0.6
-6 h 477 -0.5
-8 h 504 -0.3
-10 h 477 -0.8
-12 h 494 -1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -17 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -26 -/ -
-12 h -27 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 1x10^4
11/ 6 0.5 2x10^4
11/ 5 0.6 2x10^4
11/ 4 0.6 7x10^3
11/ 3 0.5 6x10^3
11/ 2 0.5 6x10^3

静か 激しい 非常に


















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X線3日1日 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/11/ 1 12:47 太陽風は平均的な状態に戻っています。太陽は穏やかです。
2022/11/ 2 13:37 太陽は穏やかです。太陽風は平均的な状態です。
2022/11/ 3 13:08 太陽風は高速になっています。磁気圏はやや活動的です。
2022/11/ 4 14:02 高速太陽風が続いています。磁気圏の活動も強まりました。
2022/11/ 5 14:23 CMEが発生しています。高速太陽風が続いていますが、速度は下がって来ました。
最新のニュース

2022/11/ 6 12:31 更新
高速太陽風は終わりを迎えた様です。磁気圏は穏やかになっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、今日に入る頃に500km/秒台を割り、
現在は450km/秒と平均的な速度に戻りつつあります。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。
高速太陽風の領域は通り過ぎた様です。

磁場の南北成分は、グラフの前半は南寄りでしたが、
後半は0nT付近で変化が小さくなっています。
このため、磁気圏の活動は穏やかになっていて、
AE指数は、途中までは300〜500nTの
小規模の変化が発生していますが、
後半は変化が見られなくなっています。

SDO衛星AIA193を見ると、
中心部の南東側(左下)に小さいコロナホールがある程度です。
太陽風は、しばらく穏やかに推移するのではないでしょうか。


太陽は、X線グラフの最後に
C1.2の小さい小規模フレアが発生しただけで、
穏やかに推移しています。


放射線帯の高エネルギー電子は、
青線のGOES-17が1万に達しています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。