宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/11/ 3 13:08 更新 太陽風は高速になっています。磁気圏はやや活動的です。 担当 篠原 昨夜から太陽風の速度は上昇を始め、 今日に入る頃に500km/秒に達しました。 SDO衛星AIA193で見えていたコロナホールの影響が 始まったのではないでしょうか。 速度はさらに560km/秒まで高まり グラフの最後で急に520km/秒に下がっています。 高速の状態は続いています。 太陽風の磁場強度は、6nTから10nTへ強まり、 現在も強まった状態です。 このため、太陽風の速度は更に高まるかもしれません。 注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、 速度が高まった後は0nT付近で、時々南北に変化しています。 磁気圏はやや活動的になっていて、 AE指数のグラフの後半は、 300nTの小規模の変化が続いています。 SDO衛星AIA193では、 中心部のコロナホールは西に進み、 地球への影響が強まってもよいくらいになっています。 コロナホールの広がりは比較的小さいので、 高速の太陽風はあまり長く続かないのではないでしょうか。 太陽は、穏やかな状態が続いていて、 3135黒点群と3136黒点群で C1の小さい小規模フレアが3回発生した程度です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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