宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:23)
昨日、C5.6の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 5 --- ---
11/ 4 16:04 C5.6
11/ 3 --- ---

黒点 11/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
3131 1 α ---
3135 2 β C1
3136 1 α C1
3137 3 β ---
3139 2 β ---
3140 1 α ---
3141 1 α C6

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:15 505 -0.4
-2 h 516 -1.9
-4 h 513 -1.5
-6 h 511 -2.6
-8 h 527 -0.4
-10 h 521 -0.0
-12 h 526 -0.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -37 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -27 -/ -
-12 h -30 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 7x10^3
11/ 5 0.6 2x10^4
11/ 4 0.6 7x10^3
11/ 3 0.5 6x10^3
11/ 2 0.5 6x10^3
11/ 1 0.5 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
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黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/10/31 13:07 太陽風は高速の状態が続いています。太陽は穏やかです。
2022/11/ 1 12:47 太陽風は平均的な状態に戻っています。太陽は穏やかです。
2022/11/ 2 13:37 太陽は穏やかです。太陽風は平均的な状態です。
2022/11/ 3 13:08 太陽風は高速になっています。磁気圏はやや活動的です。
2022/11/ 4 14:02 高速太陽風が続いています。磁気圏の活動も強まりました。
最新のニュース

2022/11/ 5 14:23 更新
CMEが発生しています。高速太陽風が続いていますが、速度は下がって来ました。

担当 篠原

昨日のニュースのプロミネンス噴出の動画の最後に、
太陽の南東側(左下)で見え始めていたフィラメント噴出の様子を、
SDO衛星AIA304の動画で紹介します。
昨日、4日10時(世界時4日1時)頃から、
ダークフィラメントの黒い筋が浮き上がっています。
途中から2本の筋が重なるような見え方になっています。

太陽の北東(左上)のプロミネンス噴出と、
南東のフィラメント噴出による2方向のCME(コロナ質量放出)を、
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。
北東のCMEは、地球に対して横向きなので影響はないでしょう。
一方、南東のCMEは、東西に大きく広がって見えています。
太陽風の乱れは地球にもやって来るかもしれません。
3日程度かかると考えると、明後日、7日頃でしょうか。
太陽風の磁場の強まりなどに注目して下さい。

太陽の可視光写真では、東端(左端)に3141黒点群が現れています。
昨夕、4日16時(世界時4日7時)にC5.6の小規模フレアを起こし、
今朝までに、C1.5、C1.6のフレアも起こしています。
この後の活動に注目して下さい。


太陽風は、昨日の午後から速度が低下に向かい、
580km/秒から500km/秒へ下がっています。
磁場強度もグラフの最後で3nTに下がり、やや弱くなっています。
高速太陽風は終わりに近付いている様です。

磁場の南北成分は、南寄りの変化が続き、
磁気圏の活動も続いています。
AE指数は、グラフの中盤までは500nT前後の変化が見られ、
後半は少し下がって300nT程度になっています。
太陽風の速度が下がってきたので、
磁気圏の活動も次第に小さくなりそうです。




太陽の南東側で発生したフィラメント噴出。SDO衛星AIA304。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の北東と南東に飛び出すCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。