宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:02)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 4 --- ---
11/ 3 --- ---
11/ 2 11:09 C2.2

黒点 11/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
3131 2 α ---
3135 4 β C2
3136 4 β C1
3137 1 α ---
3139 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:55 578 -0.9
-2 h 591 -2.1
-4 h 569 -0.9
-6 h 577 -3.3
-8 h 592 -5.0
-10 h 565 -1.3
-12 h 538 -3.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -59 -/ -
-2 h -38 -/ -
-4 h -31 -/ -
-6 h -43 -/ -
-8 h -38 -/ -
-10 h -53 -/ -
-12 h -50 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 2x10^3
11/ 4 0.6 7x10^3
11/ 3 0.5 6x10^3
11/ 2 0.5 6x10^3
11/ 1 0.5 1x10^4
10/31 0.5 8x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/10/30 13:08 太陽風は高速の状態が続いています。磁気圏も活動的です。
2022/10/31 13:07 太陽風は高速の状態が続いています。太陽は穏やかです。
2022/11/ 1 12:47 太陽風は平均的な状態に戻っています。太陽は穏やかです。
2022/11/ 2 13:37 太陽は穏やかです。太陽風は平均的な状態です。
2022/11/ 3 13:08 太陽風は高速になっています。磁気圏はやや活動的です。
最新のニュース

2022/11/ 4 14:02 更新
高速太陽風が続いています。磁気圏の活動も強まりました。

担当 篠原

今朝、4日6時(世界時4日21時)頃から、
太陽の北東の端(左上)でプロミネンス噴出が発生しています。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。

コロナの巨大な噴出はCME(コロナ質量放出)
となっていると思います。
この後のSOHO衛星の画像に注目してください。
地球に対して横方向なので、影響はないでしょう。

一方、動画の太陽全体画像の最後では、
南東(左下)のダークフィラメントが持ち上がり始めています。
この後、この領域が噴出しそうです。
こちらの影響は地球にもやって来るかもしれません。

また、太陽の中心部の3136黒点群で、
昨夕、3日16時(世界時3日7時)に
C1.3の小規模フレアが発生しています。
この時に、弱いCMEが発生しています。
明後日くらいの太陽風に、
磁場の強まりなどが見られるかもしれません。


太陽風は、昨夜遅くから更に速度が高まり、
500km/秒から580km/秒へ上昇しています。
一方、磁場強度は10nTから5nTへ下がって、
平均的な状態に戻っています。
高速風の領域は中盤に入っている様です。

磁場の南北成分は、
昨日の午後から今日未明にかけて南向きが強まり、
磁気圏の活動は活発になりました。
AE指数は1000nTに達する大きい変化が半日ほど続き、
最大では1700nTに達しています。
極域では活発なオーロラが見られたのではないでしょうか。

今朝以降は、磁場の南向きの変化が小さくなり、
AE指数も500nTくらいの変化に下がっています。
太陽風の磁場強度は下がってきましたが、
速度の高まりは続いているので、
引き続き、磁気圏活動の強まりに注目して下さい。



太陽の北東の端で発生したプロミネンス噴出。GOES衛星SUVI 304。
(c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。