宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:07)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/31 --- ---
10/30 --- ---
10/29 18:51 C1.9

黒点 10/31 (NOAA)
磁場 フレア
3130 3 β C2
3131 5 β C1
3133 11 β C1
3135 9 β C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 504 -1.8
-2 h 502 -1.8
-4 h 507 +0.5
-6 h 526 +0.3
-8 h 525 -0.6
-10 h 528 -1.3
-12 h 528 -0.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -26 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -3 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 5x10^3
10/31 0.5 8x10^3
10/30 0.6 4x10^3
10/29 0.5 5x10^2
10/28 0.5 1x10^2
10/27 0.5 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/10/26 13:38 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2022/10/27 12:49 太陽風は低速の状態が続いています。
2022/10/28 14:06 太陽風は平均的な速度になっています。太陽は穏やかです。
2022/10/29 14:22 高速太陽風が到来し、磁気圏の活動が強まっています。
2022/10/30 13:08 太陽風は高速の状態が続いています。磁気圏も活動的です。
最新のニュース

2022/10/31 13:07 更新
太陽風は高速の状態が続いています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、550km/秒から500km/秒へ
ゆっくりと低下しています。
高速の状態は続いていますが、
勢いは少し下がっています。

磁場強度は、5nTと平均的な状態で安定しています。
磁場の南北成分は、南北に変化が続いています。
このため磁気圏の活動はある程度強まった状態が続き、
AE指数では、300〜500nTの小規模の変化が連続して、
1000nTに達する大きい変化も発生しています。

SDO衛星AIA193では、
北半球のコロナホールは西側(右)に進み、
中心部の東側(左)に次の小さいコロナホールが見えています。
4日後くらいから、この新しい領域の影響が始まりそうです。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は、10月11日にかけて速度の高まりが続いています。
今回もこの様に速度の高まりが続くのか、
一旦下がって、次の変化に切り替わるのか、
今後の推移に注目してください。


太陽は、C1の小さい小規模フレアが発生した程度で、
穏やかに推移しています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。